2014年8月1日金曜日

就活に向け Let's go !

 県内の企業を回る 『中小企業魅力発見バスツアー』 が開催されました。

 このツアー、岐阜県総合人材チャレンジセンターが運営してくださった、アカデミー学生のためのツアーです。県内の企業3社を訪問し、会社の説明を受けたり、工場を見学させていただいたりした、中身の濃い1日ツアーでした。

 ツアーには、エンジニア科の2年生と1年生、クリエーター科の1年生が参加しました。

 行きのバスの中では、センターのキャリアカウンセラーさんから、ビジネスマナーについてのレクチャー。 あいさつや身だしなみといった、基本的なことを話していただきました。


 おーい、みんな真剣に聞いてるか?


 バスに揺られること1時間半、最初の訪問先である高山市の 「大山土木株式会社」 に到着しました。大山土木さんは、林建協働に熱心に取り組んでみえる会社です。林業の現場での取り組みから、本業である土木工事の事例などを紹介していただきました。

 このツアーのために林業現場の動画を撮影してくださっていて、まだ現場のことをよく知らない1年生にとっては、現場を知る一端になったのではないでしょうか。



 続いて訪ねたのは、同じく高山市内にある 「株式会社 柿本木材工業所」。こちらは、大手メーカーの木製照明器具の “木” の部分を製造している会社です。近年は自社ブランドの商品開発に力を入れているということで、説明をしてくださった社長さんの力も相当なもの。技術を持つことの意義、製品開発にかける想いなどなど、熱く語ってくださいました。学生も、思わず身を乗り出して聞いていました。





 最後に訪れたのは、坂祝町(この字、読めます? “さかほぎ” と読みます)にある 「株式会社 佐合木材」 のプレカット工場。 工場を一通り案内していただき、プレカットの各工程について教えていただきました。こちらも、会社の概要を知るだけでなく、授業で習ったプレカット加工の場を生で見ることができたことも大きな収穫でした。



 帰りの車中では、再び、ビジネスマナー。敬語の使い方から、会社訪問の際の電話のかけ方など、いろいろと実践的なことを教えていただきました。


  さて、参加した学生な何を感じ、何を思ったでしょうか。すぐ先の近い将来、社会に出てその一員になるという意識が芽生えたのなら、これ幸いです。

 そうそう、敬語の練習。常日頃から教員を敬い、そうした態度で接していれば、自然に身につくよね。


  by 横井秀一