2014年11月29日土曜日

野生鳥獣を捕獲し、里山に生きる

持続可能な林業と地域の存続を目指すために

 クリエーター科1年生の「野生動物管理概論」、本日は郡上市で野生鳥獣の捕獲、食肉加工、
調査などを実施している「猪鹿庁」興膳長官にお願いして、その活動内容と野生鳥獣捕獲の
いくつかを実習させて頂きました。

 ちなみに、上の写真の手前は「シカ柵ネット無設置」、山の上は「シカ柵ネット設置」、植生の
違いが分かりますか?


 

 猪鹿庁は「鳥獣被害対策優良活動表彰」も受けた団体であり、その組織は①捜査一課、②ジビ
エ課、③衛生管理課、④山育課、⑤研究課、⑥広報課の6つの機能に分かれています。

 彼らは『守って、捕獲できる集落をつくる』ことを目標に、「里山と生きる」ことを目指しています。
鳥獣対策と言えば、防除や追い払いが一般的ですが、そんな防御ではダメ。捕獲した動物の肉は
資源化することが重要と考えています。

 その一つが「肉の畑」という発想。


 
 猪鹿庁は『狩猟で地域で食っていく』ことを考えている。
実際にはNPO法人として、①自然体験事業部、②里山保全事業部があり、猪鹿庁は里山保全と
冬の雇用を目的に、猟師の六次産業化を探っています。

 実際の活動内容の収入源は、有害駆除、獣肉、獣革、ツアー、調査などがあります。
2009年に狩猟事業に着手し、2010年には解体処理場を持つ坪井さんとの出会い。

 半農半猟師への挑戦が始まる。

 農家が野生鳥獣捕獲に至るにはハードルがある。
  ①狩猟免許、 ②捕り方が判らない、 ③捕獲鳥獣の処理に困る。・・・・これに対応しなければ

 集落単位での対策、「集落対策」を提言し、集落に組み立て式のオリを貸し出して、その肉を
資源化する・・・・・これが「肉の畑」に化けるのだ。


 今日は大和町牧地区のオリ設置を体験させて頂く、自治会長の三浦泰治さんも立ち会って
下さって、学生が組み立てをお手伝い。
 意外に簡単に運ぶことができ、かつ組み立ても簡単。 これは猪鹿庁オリジナルのものとの
ことです。


 オリが完成したら、入り口の落下装置の説明を興膳さんから受けました。
実際には、オリをつくってから餌付けを念入りに行い、野生鳥獣の警戒心をなくすまで餌付けす
る。しかし、餌付けをやりすぎると、目的以外の動物が来てしまい、結局失敗に終わる。

 特に、キツネがつくと、シカは入らなくなってしまう。
オリの内部に金属の入ったテグスを張り、罠の出来具合を学生が何度か確かめました。


 次ぎに、センサーカメラとくくり罠、シカ柵ネットを設置してある現場に移動。
 下の写真で手前はネットに囲まれているため植生が豊か、しかし奥の方には植生が無く、シカに
食われてただ真っ茶色になった場所が見られる。

 ここは郡上漁協が水源林に広葉樹を植える活動をした場所ですが、ネットを張っていないところ
は、シカに餌場を提供してる有様です。


 途中、立木に設置したセンサーカメラの内容をチェック。
 夜中に来たニホンジカやニホンカモシカも写っています。ニホンジカは5~6頭の集団で、ニホン
カモシカは一頭の単独で訪れています。


 くくり罠設置場所では、どこにくくり罠が仕掛けてあるかを棒でチェック。

 シカの足になったつもり棒を差し込みますが、1人目かからず、2人目かからず、やはり寄せ餌を
食べるシカの気持ちになって、そして障害物を乗り越えるときにどこに足を置くか? を考えないと
ダメですね。


 ネットを設置してある左側と、外側の右側、その植生の繁茂具合は対照的。

 ネット無しでは何も育ちません。こんな場所に植樹活動しても、すべてがムダになってしまいま
す。郡上漁協の植樹地はある程度はしっかり守られています。



 ネットのある、無しを下側から見ると、ご覧のとおり、くっきり分かれています。

 今後、山の皆伐が進行したら、どうしたら良いのでしょう。単に植樹してもムダ、天然更新も
不可能。

 
 あとはニホンジカとニホンカモシカの生息密度が減少することを願うか、減少させるか、防御一方
のネット張りか?・・・・・いずれにせよ、この先の林業には様々な難関が待ちかまえています。


 以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。

2014年11月28日金曜日

エンジニア科はひたすら伐採技術を磨く

50年生ヒノキ林で利用間伐体験


 こんにちは、JIRIです。今年のエンジニア科1年生はとことん伐採技術を磨きます。
本日のメイン講師は江崎林業の江崎尚史さん、江崎さんの指導で演習林の50年生ヒノキを
伐採します。

 ここは、JIRIの「測樹学」で林分を測定し、次の横井さんの「森づくりの応用」で間伐木を選木
し、そして今日、杉本さんの「木材の伐採と搬出」で伐採と造材、搬出です。


 江崎先生は「安全重視」の厳しい指導。発せられる言葉の節々が為になる。

 学生の手元が危うければ、手を添えて、丁寧な指導。・・・・学生にとっても貴重な体験。

ヒノキは掛かり木しやすいため、事前にチルホールと滑車で牽引して準備万端。


 造材では、なぜ今回は3mに造材するのか、どこが曲がっているのか、これ一本でいくらになる?

 単に丸太を切れば良いのではない。いくら儲けるために、どのような造材をするのか。それを
常に考えること。


 さて、来週も伐採作業の実習が続きますが、頑張りましょう!

以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。

GISは業務改善の手段である

岐阜県庁のGISルームで治山GISと森林GISを学ぶ


 林業再生講座1年生の「森林情報」、今日は午前中にレーザーコンパス測量の実習、そして午後
からは岐阜県庁GISルームでの行政による治山防災地理情報システムと森林GISについての学び
です。

 午前中のレーザーコンパスによる測量は起点の緯度経度をGPSで押さえ、そこから正確な測量
をするのが鉄則。
 しかし、学生の測量精度が予想以上に悪く、結果がお見せできません。・・・・残念!


 午後からは県庁で、治山課高木技術課長補佐森林整備課川村技術主査による講義と
演習です。

 高木さんからは治山防災地理情報システム(治山GIS)のスペシャリスト。このシステムは山地
災害危険区域の危険度及び治山施設の整備状況などを把握・提供するとともに、治山事業の必
要箇所を検索抽出し、より効率的な事業計画策定をします。


 治山GISは県内の危険地域や治山施設などに関する様々な情報を林政部の約50人だけが閲
覧し、県民の安全な生活環境維持増進に役立てています。

 試しにGISデータの中の治山施設(下の写真のオレンジ色部分)をクリックすると、・・・・


 
 治山施設の所在地、所有者情報、林況などの数値データなどだけでなく、過去の状況写真や
その後の写真、現況写真もデータとして見ることができます。


 後半戦は川村さんによる森林GISの講義と演習。川村さんは岐阜県が管理する森林簿データ
管理・整備のスペシャリストであり、森林GISの多くを手がけています。

 川村さんの指導で、最初に森林GISの中で、データとして森林文化アカデミー周辺の民有林の
データを使って、森林の現況を確認します。


 作業路のあるところでは、道路面に沿ってスイングヤーダで収穫される50mのバッファーを指定
すると、下の写真の右上から左下に向かうオレンジ色部分が図示され、その部分のデータを見れ
ば収穫することができる材積も計算されます。

以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。
 

2014年11月27日木曜日

「自宅の建物性能チェック」してみませんか?

 
 
森林文化アカデミーでは、住まい手自身が自宅などの建物性能(耐震・温熱など)を自らチェックできるようになることを目的に、生涯学習講座「ひとりでできる『我が家』の建物性能チェック(2回の連続講座)」を第1回、第2回に分けて開催します。
 
1回目の【手法編】では、木造建築の構造要素と耐震性能および温熱性能のチェック方法について学びます。2回目の【チェック編】では、1回目で学んだ方法で各自チェックした自宅などの建物性能を発表し、それに対して講師が解説をします。
 
 
 一般の方が対象ですので、専門用語がわからなくても大丈夫です。「建物性能チェック」をすることで、住まい方について考えてみませんか?
 
 
 建物性能(住宅性能表示制度)とは20004月から施工された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」の柱のひとつに「住宅性能表示制度」があります。様々な住宅の性能をわかりやすく表示する制度で、耐震性や省エネルギー性などの建物性能を、事前に比較検討できるよう共通のルールを設け、設計時と施工時に第三者機関が客観的に評価します。住宅性能表示制度の評価項目は、住宅の外見や簡単な間取図からでは判断しにくい性能を10分野32項目にわたって評価します(以下に分野を示します)。この制度にしたがって評価する10分野の性能を建物性能と言います。
 
 
1.地震などに対する強さ(構造の安定)
 
2.火災に対する安全性(火災時の安全)
 
3.柱や土台などの耐久性(劣化の軽減)
 
4. 配管の清掃や補修のしやすさ(維持管理への配慮)

 
5.省エネルギー対策(温熱環境)
 
6.シックハウス対策・換気(空気環境)
 
7.窓の面積(光・視環境)
 
8.遮音対策(音環境)
 
9.高齢者や障害者への配慮(高齢者等への配慮)
 
10.防犯対策
 
 
 
 
 
 
開催日:1回目/平成26年12月6日(土) 10:00~16:30

      2回目/平成27年1月10日(土) 10:00~16:30

 定員:10(ただ今追加募集中です) ※2回とも参加できる方が対象です。

 参加料:無料

 申込締切:1123日(土)※先着順にて受け付けます(11/27現在)

 
お申し込みはこちら → 申込フォーム からどうぞ 
 
※当日参加も受け付けます



「木工を学ぶなら、岐阜県へ」 2校の合同説明会を実施します!(再掲)

ご存知でしたか?岐阜県には木工を学べる学校が4つあります。
森林たくみ塾(高山市)
岐阜県立木工芸術スクール(高山市)
今年から始まった飛騨職人学舎(高山市)
岐阜県立森林文化アカデミー(美濃市)
以上の4校です。
それぞれスタッフも設備も違うし、教育内容や人材目標も異なります。木工に関わる仕事に就くために学校選びをする人には、その違いをよく理解して自分に合った学校を選んでほしいと思っています。


今回、このうちの2校で合同説明会を実施することになりました。それぞれの学校からスタッフが出向き、特色を分かりやすく説明します。参加者の質問にもお答えします。

木工に関わる仕事に就きたいと考えている方、どの学校を選んでよいか迷っている方、比較検討できるチャンスです。ぜひご参加ください。お申込みはこちらのフォームからお願いいたします。

岐阜県立森林文化アカデミー × 森林たくみ塾
合同説明会 @東京、名古屋

東京 2014年11月30日(日) 13:00-16:00
オスモショールーム http://www.osmo-edel.jp/showroom/
東京都新宿区西新宿1-20-2 ホウライビル 11F

名古屋 2014年12月6日(土) 13:00-16:00
オスモショールーム http://www.osmo-edel.jp/showroom/
愛知県名古屋市千種区東山通5-20-1 サン東山公園ウエスト2D

2014年11月26日水曜日

初めての選木・・・「残す木」とちゃう、「育てる木」って言え!

 エンジニア科の授業で、(雨の中、)間伐木の選木をしました。場所は演習林で、前に川尻さんの測樹の授業で調査したヒノキ林です。選木の結果は、杉本さんの伐採の授業に引き継ぎます。



 多くの学生にとって、間伐木の選木は初めてです。なので、今回は間伐率とか保残木の配置、目標林型とかは考えさせず、とにかく、

「今後の何十年も育てていきたい、主役になる木を選べ」で黄色いテープ、

「その木の生育をじゃまする、取り除くべき木があればそれを選べ」でピンクのテープ2本、

「それ以外の部分で、いま伐っておいたほうが林が健全になると思う木があればそれも選べ」でピンクのテープ1本、

という選木をしました。選ぶ木に対する意識付けが、今回の選木の目的です。



 学生は、ついつい「残す木」、「残す木」の連発です。その度に、「育てる木」、「育てたい木」と言えと声を上げます。



 選木の結果は、次回以降、検討します。4班に分かれての作業でした。さて、他の班の人が、そして教員が納得できる選木ができているでしょうか。

2014年11月25日火曜日

【生涯学習講座】 人工林の手入れを学ぶ



 生涯学習講座『身近な森の手入れ-人工林編-』が開催されました。この講座は、2回ものの連続講座の2回目です。この講座は、プロではない方がご自身の所有山林あるいは地域の山林を手入れするときにお役に立てるようにと企画したものです。

 今回は、身近なところにあるスギやヒノキの人工林を手入れするために必要な知識と技術の一端を身に付けていただこうという趣旨の座学と実習です。

 最初に、今回の講座の主任を務める原島さんからの、人工林のお話しです。人工林とはどのような森林か、日本の人工林はどのようにできてきたか、その役割は、現状がどうなっていてどんな課題があるのかなど、私たちからすればぜひ知っておいて欲しいところをお伝えしました。



 その後は、演習林に移動して、実習です。

 最初に、森林の現況を把握するための、ごく簡単な調査を行いました。相対幹距による混み合い度、代表的な林木の形状比などを調べ、現況を客観的な指標で押さえます。同時に、下層植生などを含めた林相を観察し、感覚も加味した評価も行います。調査したヒノキ林は、適性もしくはほんの少し混み合い始めているということがわかりました。



 その次は、手入れ作業の実習です。部分的に混んでいる箇所で、間伐を行いました。ここでは、どの木を育てたいのかを決め、そのじゃまをする木はどれか、それを間伐する必要があるか、伐るならどっちの方向に倒すかなどを、順を追って検討します。そして、いよいよ伐倒作業です。安全面に十二分に配慮して、狙った方向に木を倒す練習をしました。作業は、手ノコで行いました。受け口をきちんと作るところで少しの苦労、かかり木になったものを外すのにちょっとの苦労をしましたが、ほぼ狙いどおりに、きれいに倒すことができました。伐倒した本数はわずかでしたが、基本的な所作は覚えていただけたと思います。




 この連続講座を通じて、「目的を持ち、目標を置いてどんな手入れが必要かを考えること、そのためには現況を把握するのが大切なこと、そのためには基礎的な知見を持つことが重要なこと、これに作業の技術が加わって始めて実りある手入れができるということ」をお伝えしたかったのですが、いかがだったでしょうか。皆さんの今後の活動の糧になれば、幸いです。



2014年11月24日月曜日

キャンプインストラクター講習会の一場面

生涯学習「キャンプインストラクター講習会」開催


 毎年開催している生涯学習『キャンプインストラクター講習会』、今回は11月22日~24日の
日程で、岐阜県キャンプ協会と森林文化アカデミーが開催しました。

 今年は初めてティピー型のテントも張って、雨に備えての野外炊事もバッチリでしたが、幸いにも
3日間とも晴天に恵まれました。

 講習内容はリスクマネージメントから野外炊事、体験活動、自然観察、キャンプファイヤーなど
多岐にわたります。

 最終日には防災知識も身につけようと、袋にお米と水を入れて、鍋に入れ、お湯を沸かしながら
ご飯を炊く技にも挑戦。

 水加減と、空気を抜くことに注意を払って、準備完了。


 40分ほど茹でると、袋がパンパンになるほどふくらみ、見事なご飯が炊けました。

 あぁ~、昼食が待ち遠しい。 炊けたご飯は、そのままお湯につけておけば、2時間ほどは
保温されます。


 さて、昼食までの2時間ほど、JIRIの指導で自然体験活動と自然観察。

 ドングリの帽子(殻斗:かくと)でどんな遊びができますか?・・・・ところで、笛にできますか?

 指に挟んで音を鳴らす、音が出ると嬉しい、妙に感動する。大人でもワクワクする瞬間!

子どもだったら、どうかな?


 演習林内いでは、アメリカ産のスラッシュパインの森で遊ぶ。

 このパインの幹を削ったのは誰? どんな動物? なんのために? 



 日本産のマツ、たとえばアカマツならこれほど幹をえぐられたら腐ってしまいますが、このスラッ
シュパインは樹脂(ヤニ)を大量に出して、自分の幹に腐朽菌などが侵入しないように防いでいま
す。・・・スゴイですね。
 これは100kg以上の大きなイノシシがつけたキズなんですよ!

 楽しい時間も3日目の昼で終了。

 最終仕上げにペーパー試験です。 みな3日間学んだことを、解答用紙に記入していきます。
みなさん、大丈夫ですか?


 なんと、全員が満点合格。

 岐阜県キャンプ協会の鹿嶋会長から、講習修了証が一人ずつ手渡されます。
みなさん、ご苦労様でした。

以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。

2014年11月21日金曜日

日々是精進 チェンソートレーニング

どこまで磨く、チェンソーの基本操作技術


 エンジニア科1年生のチェンソー操作訓練。 夏に相当集中して訓練しましたが、晩秋から初冬に
かけて、第二弾の練習です。

 今日は今週の最終仕上げ、①受け口づくりの試験、②チルホール操作の試験、③ワイヤー片
づけの試験。

 受け口と伐倒方向は一致しなければ、ダメです。 女性の山田さんも、真剣に伐倒方向を見定め
ています。

 花村くんは斜面でもスタンス良く、足を踏ん張って受け口をつくります。

 全員が一台ずつチェンソーとMyソーチェーンの整備をして、切れ味維持を目指します。


 一時的に、チェンソー操作を休んで、伐倒のためのチルホール設置練習。

 対象木にラダーをつけ、ワイヤーを取り付ける。途中、滑車(おかめ)をセットして、逃げ角に
チルホールをセットする。


 ワイヤーをチルホールで引く間、内角に人はいないか。 装着器具はすべて安全に稼働している
かを確認しながらワイヤー緊張させます。



 受け口づくり試験のため、伐倒方向を見定めながらチェンソーワーク。

   水平切りも、斜め切りも完璧だった小森くん、受け口に水準器を置いて、思わずガッツポーズ


 4グループから各1人が代表となって、受け口づくり競技を実施。

 審査は厳しいJIRIが判断!!

 置田さん、西澤くん、住田くん、小森くんの4人が挑戦! みな思い通りに切ることが出来ず、
苦笑いしてますが、確実の腕前は上達しています。


 小森くんの水平切りは見事。

 今回の受け口づくり競技でも、「優勝」でした。


 そのご褒美に、全員を代表して50年生のヒノキを伐採しました。

 受け口は約70度、美しい受け口です。 追い口は約3cm上、ツルは約10%。



 見事な伐採でした。
 伐倒方向よし、安全に目標に向かって伐採できました。


 この伐採終了後、全員が「受け口づくり」の試験、「チルホール操作」の試験、「ワイヤー操作」の
試験を受け、なんとか合格したのです。

 
 さぁ、来週からは50年生ヒノキの間伐実習、特殊伐採木実習が始まります。筋肉痛もなんおその
来週も頑張りましょう。
 
 以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。