女子学生でもラダーで楽々登る。 今日は関市洞戸のカネキ木材さん所有のヒノキ林で枝打ち
の実習です。
枝打ちは手鋸で、使用する木登り方法は
①ラダー、②枝打ち用ペッカーラダー、③河野式登降機、④与作、⑤ぶり縄 の5種類。
最初に道具の基本操作についての確認をして、いざ実践!
大半の学生は最初はラダーで木登り、手早く立木に装着して仕事も素早く!!
左側3名の女子学生も、右側3名の男子学生も、同じように仕事をこなしました。
男子学生は余裕のポーズ!
ラダーと安全帯があれば、体も安定して作業もスイスイ!
与作で登ると、一見へっぴり腰に見えますが、これが安全で落ちん!
両手も使えて、幹の周りを360度回ることも簡単。 楽に地上9mくらいまで登れました。
河野式登降機も馴れると便利。 幹の周りも360度回転できて、意外に楽しく作業をすること
ができました。降りるのも簡単でしたが、チェーンの関係で左足が疲れる問題もありました。
ぶり縄にご執心の仙田くんと住田くん。二人とも地上8~10mも楽々クリア。
約15mほどある麻縄を振り分けます。ぶり縄の名の由来がこの縄の振り分けにあります。
ラダーで登る、河野式で登る。 登り方は人それぞれ。
人海戦術の効果で多くの立木の枝打ちが完了しました。
ラダーを一本しか使わない枝打ちでは、枯れ枝打ちしかできません。
しかしこれも役割分担。 下の方しか出来ない人はそれなりに、上の方まで行ける人は上方を
自分なりの方法で枝打ちに取り組んだのです。
仙田くんは林縁部の枝の多いヒノキに登り枝打ちをしました。
今日は何本登ったろうか。 きっと明日は腕も足も相当な筋肉痛が襲うはず。
下の写真の中央が与作で登る女子学生の松本さん、左上はぶり縄で登った住田くん、
右下はラダーで登りつつある小森くん。 住田くんの高さは地上10mです。
現場での作業が終了したら全員で整理体操。
手首、足首、体のいろいろなところをほぐして、帰路についたのです。
みんな、「お疲れさん」。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。