2014年3月31日月曜日

「古民家リノベーション事業プランニング講座」受講生募集

短期技術研修で「古民家リノベーション事業プランニング講座」開講します。

 ・観光案内書をフロントに、古い街並みの民家(客室)に宿泊し、買い物は街中のショップ。
 ・携帯もつながらない景色の良い集落で、地元野菜のディナーで家族でゆったりと過ごす休日。
 魅力的な取り組みの背後には、事業として成り立つのか、継続性は大丈夫か、古民家は借りれるのかといった、様々な問題もありますが、ノウハウの 蓄積によって解決の糸口を整理していきます。
 今回、兵庫県篠山市を中心に50棟以上の古民家リノベと地域活性化のノウハウを蓄積されてこられた一般社団法人ノオト代表の金野幸雄氏をお招きして、「古民家リノベーション事業プランニング講座」を開講します。
 美濃市を舞台に、様々な職歴の受講者で混成チームを組み、地域を読みつつ事業プランニングを行い、熱い想いを各地に拡げていきましょう。

※詳しいスケジュール、内容に関しましては添付のパンフレットをご確認ください。

募集人数:10名程度
参加費 :60,000円(篠山での宿泊費含む)
申込締切:4月23日(水)必着
※申込み多数の場合は抽選になります。4月中に受講決定を行い、ご連絡します。
主催:岐阜県立森林文化アカデミー (担当:辻充孝、嵯峨創平)
共催:NPO法人 WOOD AC (担当:中島)
後援:美濃市
問合せ先 NPO法人WOOD AC (担当:中島)
電話 0575-35-0259
FAX 0575-35-3599(申込書発送先)
メール  nakashima@wood-ac.or.tv

詳しくは、短期技術研修HPからチラシをご参照ください。

2014年3月27日木曜日

生涯学習講座「岐阜県の森林帯を体感する」の参加者を募集します

森林文化アカデミーでは生涯学習講座「『岐阜県の森林帯を体感する』岐阜県の様々な森林を訪ねて」の参加者を募集します。

 

岐阜県には海抜0メートル地帯から3,000メートル級の山々まで、標高に応じた多様な
森林が分布しています。これは他県では見られない「岐阜県の宝物」です。
この講座は、県内の様々な森林を訪ね、森林の見方を学び、郷土の森林の素晴らしさ
を体感していただくことを目的に開催します。
連続講座(3日間)ですので、申し込みは一度で結構です。

 
1回目:5月31日(土)
    講座名「樹木を知る ~樹木を見分ける~」
    自然を理解したり、人と自然の関わりを理解するときに必要な
    樹木の見分け方の基礎を学びます。

2回目:6月7日土)
    講座名「森を知る ~カシの森とマキの森を訪ねる~」
    美濃市内にある森林を訪ねます。

3回目:8月2日(土)
    講座名「森を知る ~ブナの森を訪ねる~」
    高山市内にある森林を訪ねます。

 
申込期限:5月17日(土)
参加費:各日100円程度(保険料)
定員:20名(3日間受講できる方、申込多数の場合は抽選)
集合場所:森林文化アカデミー

お申し込みは、はがき・FAX・Eメールで受け付けます。
(この講座のチラシ(PDF)はこちらのページに掲載しています)

2014年3月24日月曜日

さくら、サクラ、桜・・・見に来て下さい!

 森林文化アカデミーの学生ホール前のコヒガンザクラ咲く

  森林文化アカデミーの敷地には様々なサクラが点在しています。

  現在、敷地内ではコヒガンザクラとシナミザクラの花がほころび始め、これに続くようにシダレ
ザクラやソメイヨシノ、ウコンザクラ、ギョイコウ、フゲンゾウなどが咲きます。

 4月9日の入学式の頃にはどのサクラが咲くのでしょうか?
 
美濃市で最も早くサクラの花が見られる場所の一つでもあります。

 同じように見えるサクラも、咲く時期や花の形、大きさ、色合いが異なりますので、是非、見に来て下さい。今週末には満開ですよ。・・・・多分?

2014年3月19日水曜日

親子で遊ぶ♪「森ヨガ&森のようちえん」申込み開始!     〜ハワイ島・デボラ・コーエン来日記念!〜



森林に囲まれた自然溢れる環境の中、
親子で遊ぶヨガクラスと森のようちえん体験会を開催します。

ヨガは幸せのツール。身体、心、魂の繋がりを思い出し、
よりハッピーな自分を見つけるための、誰もがいつでもどこでも使える便利な道具です。

自然の要素や動物など身近で楽しい題材を用い、
子供達は遊びながらヨガを学び、
ヨガの恩恵を受け取ります。

また、大人達も一緒に楽しむことで、
自分の中に眠っていた無邪気な子供心を思い出してみましょう。



 ヨガの経験や知識、身体が硬い、柔らかいなんて関係なし!みんなで想像力を働かせ、楽しみながら、内なる愛、内なるハッピーを思い出しましょう!ヨガ体験の後は、毎日森の中でようちえんを実施している野外自主保育「森のだんごむし」のメンバーと一緒に、お弁当を持って森の中へ。美濃の森を親子で楽しむ贅沢な一日です。

ヨガの講師はハワイ島から来日するデボラ・コーエン。自身も20代後半の娘を持つ一児の母。真摯にヨガの実践に取組みながらも、母として、妻として、幸せな家庭を築いて来た経験を活かし、誰もが楽しめる、シンプルで、愛とユーモアに溢れた独自のメソッドでヨガを伝えています。


先着順ですのでお申し込みはお早めに!

会 場:岐阜県立森林文化アカデミー 森の情報センター

日時:2014年4月17() 10:00〜15:00
共催:森林文化アカデミー 生涯学習講座 
   with   野外自主保育「森のだんごむし」   
対象:幼児(3〜6歳程度)とその保護者
定員:20組(先着) 
参加費:3000円(一組2名まで)1名追加毎に1000円 
    日本語通訳付き
    ヨガマットレンタルあり(予約制1日300円)
*遠方の方で前泊希望の方は、学内コテージに宿泊可。(別途ひとりシーツ代1000円必要。限定8室。要予約です。)

講 師:Deborah Koehn (デボラ・コーエン) 
コーディネーター/通訳:TOKO  
  *詳しくは、以下講師プロフィールをご覧下さい。



     


<お申し込み・お問い合わせ>

①氏名(参加者全員の氏名&ふりがな)②年齢 ③性別 ④電話番号 ⑤メールアドレス(こちらからのPCメールを受け取れるもの)を明記の上、「親子森林ヨガ&森のようちえん」とタイトルに書いて、

 メール:navanava@pop02.odn.ne.jp まで。
 メールをお持ちでない方は、
 090−9239−9187まで。







<講師プロフィール デボラ・コーエン>
ヨガと冒険をこよなく愛するデボラは 30年以上に渡り世界の僻地を旅しながら、ヨギやシャーマン、メディスンピープルから学び、自然をスタジオとして、ヨガを実践してきた。1971年、西洋ヨガの母Indra Deviから学んだ後、B.K.S. Iyengar(アイアンガーヨガ)、Sri . Pattabhi JoisAngela FarmerVictor Van KootenAadil Palkhivala(セラピーヨガ)の下でプラナヤーマ、瞑想法、ヨガ哲学、ヴィンヤサ・フロー、セラピーヨガ、エネルギーヒーリング、栄養学、生理解剖学、などを習得。
自らが自然との関わりの中で体験したことを体系的に組み合わせ、自然との繋がりを感じられる 優雅で繊細な流れを持つ、独自のスタイルのヨガを確立する。生徒の一人一人が自らの内に在るヨギの魂に触れ、アーサナの実践が日常生活に活かされるよう、愛に溢れる指導を行っている。現在はベースをハワイ島に構え、ハワイ島、コロラド、ペルー、メキシコ、バリ島、日本などでヨガクラス、リトリート、ティーチャートレーニング(全米ヨガアライアンス認定)を開催。
映像家である愛娘Alisonのサイトにて、デボラの写真の数々や家族での冒険の映像などがみられます。


<コーディネーター&通訳 プロフィール TOKO>
● TOKO
神奈川県横須賀市秋谷在住。
父親の仕事の都合により、小~高校時代を香港、アメリカで過ごす。
20歳の時に野生のイルカと出逢い、子供に戻ったようなワクワク感に夢中になる。
その後、イルカと関わる活動を通じ、自然と人との関わりに強く感銘を受ける。
アメリカ、オーストラリア、メキシコ、ハワイなどでの生活、各地への旅を経て、YOGAに出逢い、イルカと泳いだ時と同じような至福感を味合い、YOGAの魅力に惹き込まれる。
2007年、同じくイルカとの関わりが深く、旅人の魂を持つデボラに出会い、師事する。
2008年より葉山一色海岸の海の家でYOGAクラスをスタート。
TOKOYOGA主宰 現在は茅ヶ崎、逗子、葉山、都内など、湘南を中心にYOGAクラスを開講し、幅広い年齢層の方々に、スタイルに捉われない自由な発想でYOGAの楽しさ、
YOGAを通じ、より豊かで幸せな生き方を共有すべく活動している。
2013年秋に住まいを茅ヶ崎から秋谷に移し、海と山に囲まれた環境で内なる自然を探求している。
・2008年デボラ・コーエン 200時間ティーチャートレーニング修了
・全米ヨガアライアンス認定インストラクター
・2007年よりデボラ・コーエン来日通訳・アシスタントを務め、
 2008~2013年茅ヶ崎ワークショップ、2011・2013年ハワイ島ヨガリトリートを主催。
official website: http://www.tokoyoga.com








木造和船のメーリングリスト「和船ネットワーク」始動

森林文化アカデミー・ものづくり講座教員の久津輪です。
今月、木造和船の関係者のメーリングリスト「和船ネットワーク」を立ち上げました。私が事務局を務めています。とは言え、私は船のことはまったく素人、何も分かりません。なぜこんなことになったのかと言いますと・・・。

和船との出会いは2008年、森林文化アカデミーのある美濃市内に作業場を構える那須清一さんを訪ねたのが初めてです。那須さんは当時、長良川鵜飼で鵜匠が乗る船を作っており、私はアメリカからの見学者を連れて仕事を見せていただきました。

那須清一さんの作業場(2008年)

那須さんは既に70代後半で、その後ほどなく鵜飼船づくりからは引退され、今は郡上市の田尻浩さんが後を継いでいます。田尻さんは風呂桶職人で、若い頃に那須さんのもとで船大工の修行も積まれた方です。
その田尻さんとは去年の夏にお会いしました。まだ50代で体力も技術もあるものの、船の需要が減っているためにこのままではいずれ廃業せざるを得ないというお話でした。

伝統的なものづくりに共通して言えることですが、新たな需要を作り出したり、各地に分散している小さな需要をまとめたり、需要が大きかった頃の分業体制を見直すなど、新しい時代に合った仕組みづくりをしなければ、どんなに優れたものも存続させることはできません。
田尻浩さん(左後方は船の材料のコウヤマキ)

もう一人、和船関係者ではアメリカのダグラス・ブルックスさんに会いました。この人は日本各地の船大工のもとで修行した人で、外国人ながら日本の木造和船を残そうと奔走しています。去年の夏は瀬戸内国際芸術祭で「瀬戸内伝馬船」の復元をしていました。

ダグラス・ブルックスさんと瀬戸内伝馬船

いろいろ話をして感じたことは、船大工さんなどの技術者、博物館学芸員などの研究者、和船運行を行う会社など和船に関わる人たちはたくさんいるものの、ネットワークがなく、特に現場において情報が乏しいということです。たとえば船釘ひとつとっても鍛冶屋が減っているため、各地の船大工さんたちは探すのに苦労しています。

そこで、素人の私にでもできる支援として、メーリングリストを立ち上げることにしました。私のまわりにいる和船関係者やダグラスさんに紹介してもらった人など、10数人が参加しています。まだどんな成果が出るか分かりませんが、まずは人をつなぐことで何かが生まれればと思っています。
私自身は、長良川の鵜飼船をはじめとするこの地域の和船の技術を、田尻さんが次の世代へ引き継いでくれることを願っています。また、森林文化アカデミーの学生でこの分野に関心を持つ人が現れることにも期待しています。

和船ネットワークへの参加申し込みは、こちらのフォームからお願いいたします。

生涯学習講座「ゴッホの椅子づくり」参加者募集します!

森林文化アカデミーでは、NPO法人グリーンウッドワーク協会と連携し「グリーンウッドワーク講座~ゴッホの椅子づくり~」を開催します。

 
 
通称「ゴッホの椅子」とは、かつてスペインで身近な木を削って作られていた素朴な椅子です。ゴッホの絵にも描かれ、「椅子の原点」とも言われています。


ゴッホの椅子について、ゴッホの椅子の森林文化アカデミーの取り組みについて、詳しくはこちら過去のブログ記事をご覧ください。
 
講座について詳しくはグリーンウッドワーク協会HPをご覧ください。
 


日時:平成2653日(土)~6日(火・振替休日)の4日間

   (作業時間9:0017:00

場所:岐阜県立森林文化アカデミー「森の工房」(美濃市曽代88番地)

   (学内にある「森のコテージ」に宿泊可)

受講料:25,000

定員:10名(応募多数の場合は抽選)

締切:平成26419()

お申込・お問合せ先:greenwoodworker@gmail.com(小野)

  (住所・氏名・年齢・電話番号・携帯番号・宿泊希望の有無を記載)

  

2014年3月12日水曜日

源流の森 四季のわさび田体験

森林文化アカデミー生涯学習講座と、郡上八幡山と川の学校「郡上時間」とのコラボ企画「春のわさび田作業とジャパニーズハーブ探し森の散策」が4/27(日)に行われます。

郡上の森は新緑の季節。ワサビ田作業で汗を流したあと、爽やかな森の中をハーブ(山菜)を探しながらのんびり散策しませんか? 郡上の森を舞台に上質な癒やしの時間があなたをお待ちしています。




 お申し込み・お問い合わせは

 郡上八幡・山と川の学校

TEL(0575)62-1078 FAX(0575)62-3535 

(受付時間 AM10:00〜PM5:00 /土日休)まで(4/4締め切り)

森林文化アカデミーホームページをみて、とお伝えください。

申し込み書のダウンロードはこちらから


2014年3月9日日曜日

「森とつながる暮らし見つける」 クラモリ展

うだつのあがる町、美濃市の古い町並みの中で、森とつながる暮らしを見つけるクラモリ展を開催しています。 場所は旧今井家住宅隣の吉田工房です。


 森林文化アカデミーの「展覧会」という授業の一環で実施される「クラモリ展」。
ここでは主に、ものづくり分野学生の作品展示・販売を中心に、それぞれ山村づくり、IPコース、木造建築、林業再生のクリエーター科学生が力を合わせて、森と暮らしにについて伝えます。

 古い町並みの広報マンは、薪をかついだ木造建築のベンくん。


 入り口には、はしづくりのワークショップや、ネイチャークラフト、薪割り体験などの案内も。
健康茶も無料で振る舞われます。
 お時間のある方、是非、一服しに来て下さい。


 入り口を過ぎたところに、モクゾウさんが、自分の作品を説明していました。

 これはミズメとコシアブラを貼り合わせて、左上にルーペをつけた。自然観察記録用の新製品。
樹種の特性を生かした味のある作品。



 部屋の中には、手前の子供用玩具から、奥のテーブルには旋盤による木の皿、ヒノキのスプーン
など見られます。

 手にとって感触を確かめて、お気に入りの一品をお買い求め下さい。



 子どもに玩具の使い方を教えている作者のクノさん。
   子どもたちの自由な発想で、絵を描くともすすめていました。



 この木製自動車を走らせる階段が面白い。結構な勾配ですが、自動車が走り降りると、ピタリと
止まる。 なんという計算された設計なのか?



 木と和紙の合作も出展。こちらはガマさんの作品。

 和紙は150kgの耐加重ですが、安全を見て椅子(いす)としてではなく、飾り台として出展。


 こちらは、ヒノキのスプーン。 森林文化アカデミーの演習林で伐採したヒノキを使っています。
タワさんの作品で、軽く、柔らかく、今までにない感触。
 一度に5本購入して帰ったお客様もいました。


 ものづくり分野なのに、なぜか自分の作品紹介はせず、お客様と語り合う仙人ヒツユさん。
ヒツユさんが背負っている背負子と薪の総重量は27kgです。

 この周辺で、山村づくりの人たちが「健康茶」を振る舞っています。


 山村づくりのマツウラさん。なぜか、「ネイチャークラフト」に来たお子様にも人気!

 松ぼっくりやナンテンの実、木の円盤などで、楽しい時間を過ごしていました。



 クラフト参加の女性たち。
 小さなものでも、自分でつくると、思い入れが違います。

  時間を忘れて作品作りに没頭されました。


 家の奥にある倉庫部分では、IPコースによる「森と暮らしをつなぐツアー」や木造建築の学生に
よる「自力建設解説」。ものづくりによる「箸づくり」、林業再生による「薪割り体験」などがありま
した。



 薪割り体験は、昔の生活では必要不可欠。
 初めてのお子さんから、昔取った杵柄のお父さんまで。みな楽しく薪割り体験していました。

 
 今日もやってます。みなさん、お早いご参加、お待ちしています。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。

2014年3月5日水曜日

あの「クラモリ展」が、はじまります。


「森とつながる暮らし見つけませんか?」

日々の暮らしを豊かにする木でつくられたモノや習慣が日本の森にはたくさんあります。

その魅力を少しでも取り入れることで、 日本の森を上手に利用できるだけでなく当たり前の日常に新たなスパイスが生まれるのではないでしょうか。



そこで今回、岐阜県立森林文化アカデミーの学生が日々学んでいることを中心に、森につながる暮らしのきっかけづくりとなるであろう展示会を観光名所でもある「うだつのあがる町並」の町家の一角をお借りして開催することになりました。

・木工作品の展示・販売

・山村地域の気分を味わえるカフェ

・林業の実態を体験できるワークショップ

・木材利用・匠の業の紹介

・生活に森を取り入れるクラフト体験

などなどもりだくさん!

みなさん、ぜひお越しください!  *入場無料!

詳しくは、HPご覧下さい。→ http://cr13tenji.wix.com/kuramori


日 時:2014年3月7日(金)10時〜17時
       3月8日(土)10時〜17時
       3月9日(日)10時〜16時 

場 所:岐阜県美濃市泉町1880-1 「美濃・紙の芸術村工房」(うだつのあがる町並内)