2011年10月27日木曜日

パーマカルチャー実習 後期 報告その1

去る10月17日、18日とパーマカルチャー実習の第二弾が行われました。
講師は前回に引き続きパーマカルチャーセンタージャパン代表の設楽清和さん。

今回の目的は、
��.全体のプランニング
��.前回作った段々畑への種まき(もし土が出来ていれば)
��.あらかしのだんだんの真裏の土壌が露出した斜面の土留め
��.スパイラルガーデンづくり
と盛りだくさんです。たった2日でできるのでしょうか。。。
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1日目、まずはプランニング。みっちりと3時間かけて「空間」について学びます。
これは建築の学生に是非とも聴いてほしい内容だったな~。来年は是非共通にしましょう。

お次はそれをもとにグループに別れ、その土地がもっている力、メッセージ
を読み取り、夜遅くまで皆でその土地のコンセプトをつくっていきます。
この流れは地域活性の時にも行われることです。畑作りも同じなんですね。
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途中、土壌の流出を止めるために6月に作った段々畑を見に行きました。
なんとあの粘土だけのガチガチの土壌だったところが、ほんの4ヶ月の間でしたが
新聞紙や葉っぱが藁の下で分解され、黒っぽい土が出来てるではありませんか!!

とはいってもまだまだ土の層が薄いので、土壌を作る作物としての「豆」それから
土を掘ってくれる「根菜」、そして土をキレイにしてくれる「イネ科」の植物を
まずは植えることに。今回は、絹さや、ソラマメ、大根、小麦の種を蒔きました。
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種を撒くとき、袋からバサバサ蒔いてる学生を見て設楽先生が一言
「種は宝物のようにそ~っと扱え!気持ちを込めて手でやさしく蒔いてやるんだぞ!」

ついつい我々は忘れてしまいがちなこと。とっても心に残る言葉でした。
この続きは近日中にアップ予定。 お楽しみに。

��環境教育 インタープリテーション研究会 講師 萩原裕作 )