去る11月13日、アカデミーの文化祭「翔楓祭」の2日目に合わせて
生涯学習の「木を聞く」講座として「もくもくライブ」が実施されました。
今回は、世界最古の木管楽器と言われているオーストラリアの原住民
アボリジニーが儀式で使う「イダキ(ディジュリドゥ)」を使って
伝統的奏法を繰り広げる3人組「バランダ」と、
日本の林業や山、エネルギー問題等の社会問題をソフトかつパワフルな
メッセージを込めて歌う人気バンド「かむあそうトライブス」の
豪華2バンドをお迎えしてのライブでした。
当日は幼児から大人まで、150名以上もの参加者が、巨大丸太で造られた
木造ドーム「森の情報センター」に集まり、木の楽器が奏でる神秘的な
音や、レゲエに込められた森や社会からのメッセージに耳を傾けていました。
子どもたちは、音楽に合わせて揺ら揺らと身体をゆらしたり、
木のオモチャを拍子木代わりにして、リズムをとったり、
はたまた走りまわったり、うとうとしたり。。。
思い思いのスタイルで木や森の音楽を楽しんでいたようです。
いつもの講座とは一風変わったスタイルでしたが、今までにない
参加者層が見られたことからも、こうした試みを今後とも続けていくべき
だなぁと改めて思いました。
ちなみに、今回お招きした両バンドとも、県産材(県内バンド)です。
「森」や「木」をきっかけに、県内の素敵なバンドと出会えたのも今回の
収穫でした。今後とも益々活躍していってくださいね。
��講座主任 萩原ナバ裕作)