2013年3月13日水曜日

こんなんいてました20

ホオジロとミヤマホオジロ

アカデミーには、構内に「桂の湯殿」という自力建設で建造されたシャワー施設がありますが、その近くで、自然体験活動指導者・インタープリター養成コースのナッキー(齊藤なつきさん)に「ミヤマホオジロ」が来ていると教えてもらいました。

「顔の側面と喉のあたりが黄色い」と教えてもらったのですが、目が悪いので飛び回る鳥を目で追いかけても、双眼鏡無しではよくわかりません。「毎日朝8時前後に来ると見られる」とナッキー。そこで翌日にカメラを持って再び参上!


 いるいる、と思って写真を撮ると、あれ? なんだか黄色くない・・・。ホオジロでした。地面をぴょんぴょんしながら草の種を啄んでいます(正確には啄むところが見えた訳ではないですがそんな仕草です)。

気を取り直して翌日再び同じ場所で待ち構えていると、ようやく本命のミヤマホオジロの写真を撮ることができました。頭の毛がハネてるところが寝癖みたいでかわいいですね。2〜3羽が毎朝同じ場所に飛んできてるようです。

図鑑で調べてみると、ミヤマホオジロは冬に日本に渡ってくる渡り鳥で、「落葉広葉樹林などの明るい林に生息し」とあります。アカデミーの桂の湯殿周辺に植えられているカツラは数本ですけど、ミヤマホオジロには「林」として認識されてるんだなー、と思い感心しました。アカデミーに植えられている様々な木々もいろいろな形で鳥たちの役に立っていそうです。