2015年6月11日木曜日

自力建設のデッキを直す!!

エンジニア科2年林産業コースのメンテナンス実習。今日は1日かけて、一期生の自力建設「森の中の四寸傘」のデッキを直します。

最初の難関は演習林まで材料と道具を上げること。
手運びで土台を上げていきます。両肩に木材を担いで山登り。
これはさすがに疲れた・・・。
女の子は、何度も休みながらかろうじて材料搬入終了。
これだけで一仕事。


デッキ板を外すと、14年の歳月でシロアリの後、褐色腐朽菌でボロボロの土台が。
やりがいがあります。


現場で採寸して、新しい材料(といっても構造実験の残り材ですが)で、墨付けと加工を行います。
今回初めてノミや尺金を使う学生もいますが、基本的な使い方を教えて順調に作業が進みます。
(本格的な指導は夏休みに大工入門という授業が組まれています)


加工した材を組んでいき、きれいにピタリと合ったときは、おおおおお・・。朝からの疲れが吹き飛ぶ瞬間です。

何とか、授業時間内にメインの土台の取り換えが終わり、記念写真をパチリ。

次回は続きのデッキと、板材のプレーナー掛けを行います。