2011年11月22日火曜日

クリエーター科 「森林情報」 で県庁のGISを見る

クリエーター科 「森林情報」 で県庁のGISを見学し、そこでGIS操作の研修を受けました。

今回のメイン講師は林政部林政課の園山技術主査。前回に引き続きの講義と演習です。

向かった場所は岐阜県庁10階にある県庁GISルーム、ここは誰もが自由に出入りできる県庁の中でも、事前に入室申請をして入室パスをもらえた者しか入室できない場所です。

窓も何もない閉鎖的な狭小空間に無機質なパソコンとサーバが並んだ部屋の中に、
��.森林GIS
��.農村振興GIS
��.治山防災GIS の中枢が入っています。

GIS20111121-1.JPG

最初に園山さんから、ハードウェア環境の説明を受けました。なんと全員に配られたノートパソコンは一台 200万円以上する高級品。これだけでびっくりです。
次に、統合型GIS、農村振興GIS、治山防災GISについて順次説明を受けました。


GIS20111121-2.JPG

たまたま仕事に来ていた応用地質の方から、治山防災GISの利用方法や利点について説明を受けました。これを利用して、例えば200mmの降雨があった場合に、どこから土砂が流出して、どこまで被害が出るのかの予測もできます。

GIS20111121-3.JPG

さて、ここからが演習です。一台200万円以上もするパソコンを操作して、測地座標系の設定、Shapeファイルの取り込み、TIFFファイルの取り込み、ラスタデータとベクタデータの表現をしました。

具体的には美濃市の森林文化アカデミー周辺の森で、林道から200m以内の小班を抽出し、人工林と天然林に分けて表示させるもの。
みな四苦八苦しながら、あっという間の半日が過ぎたのでした。お疲れ!

林業再生講座 ジリこと川尻秀樹でした。