2012年6月13日水曜日

森づくり実習でヤマビルの洗礼 「つる切り、歩道づくり」 エンジニア科

エンジニア科 1年生 森づくり実習で関市洞戸の山に行きました。

今回の現場ではスギとヒノキの造林地つる切りと歩道づくりです。指導教官は原島先生とジリ。そしてTAの佐藤さんと渕上さん。

最初に本日の日程を聞いてから、恒例の準備体操です。本日の指導者は「加藤くん」というご指名があったので、彼のリードでストレッチ体操をします。

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現場の造林木には、クズやツタウルシ、ヤマフジ、サルトリイバラなどが巻き付いています。特に谷部ではクズとヤマフジの進入が激しく、樹型が悪くなってしまっています。

午前中は全員が山の斜面にへばりつきながら、根気よくつる切りしました。

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さて、午後からは歩道づくりです。手鋸、鎌はもちろん、唐鍬や掛矢(大きな木槌)を使って歩道を設定まします。測量ポールで間隔を測りながら、不要な立木を切って杭をつくり歩道をつくりました。

しかし、あいにくの小雨模様。そこには山の吸血鬼、ヤマビルがいたのです。

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ヒル(蛭: Hirudinea)とは総称で、ここにいるのはニホンヤマビル(Haemadipsa zeylanica japonica)です。
英語ではLeechとかBloodsuckerと呼ばれ、歯で野生動物などの皮膚を切り、にじみ出た血を吸血します。

ヤマビルはニホンザルやイノシシ、ニホンジカなどの増加につれて分布域を広げていますが、もともと石灰岩地質の地域で多く繁殖しています。

ヤマビルが人の血を吸う場合は、衣服や靴に付着して、シャクトリムシのように体の上の方に上がって行き、裾や袖口などの隙間からもぐり込んでこんで肌に吸い付きます。


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ヤマビルの唾液には麻酔成分(ヒルジン)があるため、痛みは感じません。そのためふと気がつくと足が血まみれになっていたりします。

またヤマビルの唾液には、血液の凝固作用を妨げる成分が含まれているため、1時間程度は血が止まらないこともあります。毒性は無いとされますが、まれに噛まれて強いアレルギー反応を起こす場合があるので注意が必要です。

今回は数人の犠牲者が出ましたが、こんなのまだ序の口だよ!・・・・なんてね。

今日も一日、みんなご苦労さんでした。以上報告、ジリこと川尻秀樹でした。

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