2013年6月12日水曜日

テクニカルセンターの 「 林業の道具展示 」 改装しました。

 森林文化アカデミーの研修施設、テクニカルセンターAの
         「 林業の道具展示 」 改装しました。



 これまでテクニカルセンターでは手橇(一本ぞり、二本ぞり)や木馬(きんま)の展示に加えて、
鳶(とび)や鶴(つる)、鎌、そして斧(与岐)や手鋸類の展示をしてきました。

 今回は元岐阜県林政部職員の永井さんから、斧や手鋸類の寄贈を受けましたので、斧の
コーナーと手鋸のコーナーを別々に設けました。

 斧のコーナーでは、伊勢神宮のご遷宮に用いる用材伐採風景の写真や「木曽式運材図絵」の
事例も紹介しています。
 
 

 縦挽きの大鋸(おが)の展示では、江戸時代の木挽き挿絵や「木挽きの一升飯」の話まで記し
てあります。
 昭和になって改良された横挽き鋸の改良刃(目抜き)も様々なタイプのものが展示されています。

 是非、森林文化アカデミーに来られたときには、ご見学下さい。

 以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。