2013年7月16日火曜日

保育士さんと一緒に学生もたくさん学びました ~木育概論と園でつかう食の道具づくり~

以前、このブログで募集案内を掲載した「木育指導者研修 木でつくる基礎1 木育概論と園でつかう食の道具づくり」』が、先月の1819日に実施されました。保育士・幼稚園教諭等、就学前児童の教育に携わる方が10名集まりました。

授業の一環で学生スタッフとして関わった感想をご紹介したいと思います。

この講座は「箸とスプーンづくりを園などで実践するためのスキルを習得する」こと、「ものづくりの楽しさを体験しながら、食について考える」ことを目標としています。また、去年まで生涯学習講座として行われていた内容をブラッシュアップして、今回は短期技術研修として実施しました。参加者が現場に戻った時、自身で木育指導ができるようになることも目指しています。

1日目は、木育概論に始まり、つづいてモデルのスプーンを元に、各々つくりたいスプーンの形を決めて制作開始です。



途中途中で道具の解説をするのは私たち1年生の役目。4月に木工を始めたばかりで、経験が浅いため解説はぎこちないですが、その分参加者に近い目線で指導することができます。

 

糸鋸盤で切り抜いた後は切り出し小刀で削り出していきます。

 
夕食も研修の一部。サンプルのスプーンを実際に使って食べてみます。
「このスプーンは匙面が深いからカレーが食べにくいね」
「このスプーンはデザート向きだね」
スプーンづくりの講座ならではの会話です。

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日目はスプーンの成形加工のつづき、塗装と箸づくり。
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日目の夕食前の段階では、スプーンづくりの進み具合から、箸づくりはなくなる予定でしたが、参加者の「どうしても箸づくりを学んで帰りたい」という強い要望があり、2日目は休憩返上で箸づくりを入れることが急遽決まりました。19日午後はスプーンづくりの仕上げと箸づくりが同時進行で進みました。

箸づくりは紙ヤスリで形を整えていく作業が続き、根気も要り難易度が上級です。

 
そして、完成したスプーンを使って、ゼリーと果物を食べてみます。
2日間の成果に思わず笑みがこぼれます。




最後に、ペアでつくった相手のスプーンをお互い紹介しあいます。
 

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日間怪我なく、笑顔でスプーンを仕上げていただくことができました。
記念撮影もみんな笑顔!

 
今回の研修では参加者はもちろん、学生も大きな学びを得ることができました。

参加者からは、
「はじめは使えるものができるのか不安だったが、少しずつ形になっていくことに喜びを感じ楽しく時間がたつのも忘れ集中して作ることができた」
「子どもたちにもつくる楽しさ、思いやる気持ちを伝えていきたい」
「(道具の使い方で、スタッフからもらったアドバイスを受けて、)終盤には、自然に、無理のない姿勢を保つことができていて、自身に驚くとともに、道具は身体の延長ということを改めて実感することができた」
「目に見えない想いをいかにものに込められるかが大切だと学んだ」

学生からは

「自分も少し前にスプーンづくりをしていたのでイメージして指導することができた。実際に相手のある現場実習を体験できたのも良かった」
「指導者となる人に伝える方法をもっと追究したい」
という感想が出てきました。


ものづくり講座 島貫

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