森林文化アカデミー恒例の「入山式」
森林文化アカデミーは学校に付随して33haの演習林があり、ここで森林整備や木材生産、測量、
野外活動、木造建築、グリーンウッドワーク、森のようちえんなど、様々な活動をします。
そこで毎年、森林研究所とともに、一年間無事に実習や研究がさせてもらえるように「山の神」の
祭礼をします。
「高天原に 神留座す・・・」 と、山の神の祝詞を読み上げ、みなが順番に御玉串を捧げ
ます。
最初は涌井史郎学長さん。
しっかりと山行きの衣装に着替えられ、足下もワークブーツ、さすがと思わせる。
森林研究所の古川部長や学生代表の竹川さんも、御玉串奉納です。
竹川さんに併せて、エンジニア科とクリエーター科の学生全員が二礼二拍一礼を実施し、
全員が一年間の無事を祈願しました。
祭礼の〆は「直会(なおらい)」です。直会とは参加者一同で御神酒を 戴き、神饌を食する行事
(共飲共食儀礼)です。
ここでは前日から仕込んだ、少し甘めの甘酒と、乾きものを出し、学長が率先して直会をされ、
最後に学長自身が一口、口にされました。
さぁみんな、今年一年も、安全に注意しながら、思いっきり山での活動を楽しみましょう。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。