2014年6月18日水曜日

自力建設 涌井学長にプレゼン(設計者決定)

 先週、学生、教職員に向けて行われた自力建設の講評会の後、学生ホールに展示を移し、一週間の投票期間を経て、皆さんからたくさんの投票とご意見をいただきました。

 発表した3人の学生にとっても厳しい意見から励ましの意見まで幅広く、今後の方向性を決める宝物になります。

 昨日は、前回出席できなかった涌井学長はじめ、全国育樹祭推進事務局長の水野さんらが駆けつけていただき、プレゼン聞いていただきました。


 前回のコロキウムで行った大勢に向けてのパワーポイントプレゼンとは違い、少人数相手に近い距離感で自分の言葉でプレゼンします。
 涌井学長もガブリよりで模型チェックです。さらに手帳にサラサラっとスケッチして、理解を深めている様子が印象的でした。


 特に、歴史考察や、岐阜の伝統から始まるコンセプトに立案にはお褒めの言葉もいただきました。


 今年度の設計者は、抜群の完成度を誇り、最多得票を集めた上野さんに決まりましたが、逆に完成しすぎてもう少し荒削りの魅力もほしいなど、さらなる、向上を求められました。
 今回、計画した3人には、3者3様の良さがあり、これらの個性がまとまると素晴らしい建築になるとの期待を込めて、チームで再設計することになります。


 上記写真が上野さんの計画案ですが、この建築がどのような姿に生まれ変わるのか。3人が化学反応を起こして、数倍の魅力を持つ建築が出てくることに期待がいっぱいです。

木造建築講座 辻充孝