2011年6月26日日曜日

「施業プランナー・ステップアップ研修」がスタートしました。

岐阜県の森林文化アカデミーで養成される森林整備の要

「施業プランナー」のうち、昨年までに基礎研修を終えた方と、
「健全で豊かな森林づくりプロジェクト」に参画された方を対象に、

「施業プランナー・ステップアップ研修」がスタートしました。
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研修参加者は森林組合職員から林業事業体、林業・建設業によるいわゆる
「林建協働事業体」の職員、林業関係の協議会の職員、そして市有林など
公有林のかんりをする市役所職員まで様々です。




各自が森林をどうのように管理すれば、理想的な森林になるのか?
また、儲かる山づくり、環境に配慮した森林整備、将来の目標をしっかり
見据えた山づくりはどうすべきかを考えます。


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将来構想は、58年生ヒノキ人工林の現況把握と、その管理方法、そして30年後の林の状況と最終目標です。
管理方法は間伐間隔(年数)、間伐方法(下層・中層・上層・全層)など、また切り捨て間伐か搬出による利用間伐かなど、多岐にわたります。
それを個人設計して、グループ内での討議。

最後に、グループでの提案をプレゼンします。

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さまざまな意見が出て、みな議論すること、山を設計すること、目標をしっかり持つことの重要性を再認識したのです。
川尻秀樹