2011年10月9日日曜日

ヒノキ間伐材90×90の贅沢デッキ(自力建設2011:森のインターチェンジ)

アカデミーの生涯学習講座「身近な木造建築空間『木の空間とそのパートナー』」の
募集をしているのをご存知でしょうか?(10月29日(土)開催・申込期限10/15)。
本講座の内容として、我が自力建設の作業に参加していただくことも含まれているのですが、
その作業としては、デッキに張る木材の塗装を予定しています。

今日は、そのデッキ用木材の加工に着手します。
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加工を待つデッキ材のごく一部。ヒノキの間伐材です。
こいつをデッキの長さに切っていくわけですが、
その前にカンナをかけて、正確に90×90のサイズにする必要があります。
今日はそのカンナがけ。朝から夕方までひたすら地味に地味に電気カンナをかける作業です。

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材木をセットして、

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機械に数値を入力して、

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カンナに材木を通す。

これを何回も何回も何回も繰り返します。

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加工前
 ↓
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加工後

地味な作業のかいあって、材はとてもきれいになりました。

間伐材とはいえ、ピンク色も鮮やかな総ヒノキの贅沢なデッキになる見込みです。
なんだか塗料を塗るのがもったいない気もしますが、足で踏む部分ですし、
しかも野外なので、塗らないわけにも行きません。
是非、塗料を塗りにいらしてください。

まだカンナがけすら半分も終わっておりませんが・・・頑張ります。

カンナがけが終わったら、デッキの長さで材を切り(場所によって長さがまちまちなので面倒くさい)、
床張りと同様に先端を細く加工し(材を斜めに切らなければならないので面倒くさい)、
大引きに乗る部分にノミで切り欠きを作り(200箇所以上あり、ものすごく面倒くさい)、
そこまでやってやっと塗料を塗る段階となります。

今月は、先月の建て方とはうって変わって、ひたすら地味で面倒な作業が続く模様。
ブログの維持が危ぶまれます。

記:伊東(木造建築講座1年)