2012年7月11日水曜日

樹木生理学実習2012

本日,エンジニア科の2年生を対象に,樹木生理学実習を行いました。本日の授業は「園芸樹木の鑑賞と入手」ということで,1コマ目は盆栽の鑑賞方法について学びました。まずは松柏物や実物,花物,雑木といった樹種タイプごとや,枝配置や幹模様といった鑑賞のポイントについて解説しました。次に,盆栽の手入れについて,1年次の「樹木生理学」での学びを思い出しつつ,生理学的観点から解説しました。一つ一つの手入れには理由があり,それらは樹木生理学の知識に基づいて理解することができます。

2コマ目は,外へ出て山引き苗づくりを行いました。写真は学内で採取した実生苗です。クスノキやエノキ,ホオノキ,コナラ,アカマツなどの15種類ほどの樹種を集めることができました。学内に森がある本学ならではの実習です。採取した実生は長過ぎる根を切り,赤玉土を使ってポットに植え付けます。この際に,葉を半分以下のサイズに切り,蒸散による水分の消失を減らすのが定着のポイントです(着葉期の場合,掘り取りの際に地下部を傷つけてしまうと,地上部からの水の消失が地下部からの吸収を上回ってしまうため)。

3-4コマ目は盆栽が値札をつけて販売されている現場へ行き,様子を見学してきました。仕立てられた盆栽を実際に手に取ってみることで,なぜこの値段なのか?という理由を理解をすることができました。

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