2012年11月25日日曜日

キャンプインストラクター講習会 24年度森林文化アカデミー生涯学習講座

キャンプインストラクター講習会 開催

 平成24年度 森林文化アカデミー生涯学習講座として岐阜県キャンプ協会によるキャンプ イン
ストラクター講習会を開催しました。
 日程は23日~25日、場所は森林文化アカデミーコテージ周辺、参加者は大阪神戸富山の人
も参加。


 講師は鹿嶋会長ほか、野崎副会長市橋さん、松岡事務局長、そしてどういうわけかJIRIです。
最初は講義、キャンプとは何か。キャンプの理念や教育的効果などを鹿嶋会長から受講する参
加者たち。
 最近は大学生が受講することも多く、その目的は「就職に有利だから」とのことですが、今回の
参加者は全員が社会人です。

鹿嶋会長は自己紹介の後に、講義に入ります。ご自身が山、海、空で活躍されただけあって、
話の内容は、あっちに、こっちに!

 受講者の中には、先週の生涯学習講座「ネイチャーゲームリーダー養成講習」も参加され 、今回
も参加されている方まで、・・・・・なんて、勉強熱心なの!
 全員が筆記試験もあるため、必死にテキストにかじりついています。


室内でのこうぎばかりではつまらないので、今度は松岡事務局長お手製の屋外テーブルで、松岡
事務局長のプチ講義と実技です。
 キャンプの安全、危機管理も含めて講義の後に、鉈や薪割り斧の使い方、指導の仕方を習いま
した。
 そして夕食づくり。メインディッシュは ローストポーク、ご飯もうまく炊けたかな?


 できあがったローストポーク最高!
  私は食べていませんが、参加者は全員そういっていました。




第2日目は、講義を中心に少し実技。
 写真の後ろ側にある「六角テント」は日本キャンプ協会オリジナルの優れものテント、岐阜県協会
には6つくらいあるそうですが、これをつないで長いテントにしたり、この中で火を焚いたりできま
す。
 このテントの張り方を学ぶ過程で、ペグの打ち方、角度、張り綱の調整方法、テントのたるみ調整
などを実地勉強します。


2日目の料理について、市橋さんが説明です。今夜はカレーづくりですが、肉をどのように調理す
るのか? 具の入れる順番は、火の炊き方は?・・・・・、六角テントの中で調理です。
 しかし講師陣も、参加者も、紅葉が美しい森林文化アカデミーで今回の講習会ができて、「最高」
と喜びながら、調理に励みました。


 地面に直火にならないように、大きな石を並べ、その上に一斗缶で作ったコンロを置き、割った
薪をくべてご飯を炊きあげます。最初のうちは結構大きな火ですが、そのうちに小さくなります。

 夕食が終われば、野崎さんからキャンプファイヤーの方法について、講義と実習を受けます。


 キャンプファイヤーの目的や実施方法、火の安全管理などについて学んだら、大きな炎を出せ
ない場所で利用する一斗缶のファイヤーを満喫。空気の取り入れ口等を考えれば、結構大きな
炎になるのです「。


 さて、3日目朝、朝食の後に安全教育の講習を受けて、野外で「ジリさんの自然観察」に向かう
前に、鹿嶋会長が「みんなで歌を歌いましょう!」と、心の切り替えを促しました。
 室内での雰囲気をだらだらと野外に引きずるのではなく、切り替えのために歌を歌うのです。


 みんな歌詞を思い出せませんが、鹿嶋会長のリードでなんとか歌うことで、次のステージに入り
やすくなりました。
 川尻の自然観察は、植物、昆虫、動物だけでなく、みんなに一芸を身につけてもらうための活動
も入っています。


 午前の活動が終了したので、お昼ご飯です。事前に各自がポリエチレン袋にお米と水を入れた
モノを20分程度お湯で煮ると、ご飯ができました。

 最後にキャンプインストラクターとして身につけるべき項目を松岡事務局長が説明し、いよいよ
テストです。
 各自が真剣にテストに回答をし、見事全員合格!


 今回、代表して山田さんが合格書を受け取りました。

 さて、森林文化アカデミーで初めてのキャンプインストラクター講習、来年もニーズがあれば
開催しますが、如何でしょうか?
 岐阜県キャンプ協会のみなさま、ご苦労様でした。他の生涯学習や短期技術研修、そして
専修教育部門でもみなさまのお越しをお待ちしています。

 以上報告、ジリこと川尻秀樹でした。