2013年5月2日木曜日

全員しばられちゃった! 「アウトドアチームビルディング 1日目」



クリエーター科1年生は分属も決まったようです。

分属決定後の授業1日目は共通科目(必須)の「アウトドア・チームビルディング」です。

これから専門講座に分かれ、バラバラになってしまう前に、
チームの力を活用して、自分自身を成長していくよい機会です。

チームビルディングというとついついチームのパフォーマンスを上げることが目標のように勘違いされがちですが、それ自体が目的というわけではありません。





 

もうひとつの目的は、グループ(集団)のもつ特殊な力を借りて、心身共に安全を確保された中で、 自分自身に気づいたり、自分と周りとの壁を下げたり、 そしてそれをきっかけに新たな挑戦をしたり、新たな自分に気付いたりすることも大切なねらいなんです。

1日目の今日は、明日のラフティングのチームとなる3班に分かれ、じっくりとチームビルディングのプログラムを体験する半日でした。







 
 

 たとえば、班全員8人が外向きにグルグルまきにされたままの状態で情報センターから急斜面や階段をおりて、テクA前広場まで集合させられたり(互いの違いの受けとめやコミュニケーションの練習)、どんどんしぼんでいくラフティングボートに全員が乗り込む練習したりとか(最後はTシャツよりも小さな面積に8人乗りました。)…。


それはそれは「???」な課題ばかりでしたが、みなさん真剣に、でも楽しみながら体験してました。「楽しい!でもいろいろ学んじゃったぁ」とのこと。






 後半は、タイヤの穴を全員で抜ける課題や、3mの高さのバーをこれまた全員が跳び越す課題、そして長い丸太の上で下に落ちないように入れ替わる課題に対して各チームとも真剣にチャレンジしていました。

すべて一人では解決できません。

そして課題毎に、得意な人、不得意な人、人の違いをしっかりと受けとめることも大切です。

そして何よりも自分に何が出来るか、いろいろと試される機会でもあります。






 明日はいよいよラフティングをしながらのチームビルディング。
ただラフティングやるだけでもチーム力がいるのに、
さらに課題がいろいろ待ち構えているそうです。楽しみですね。

この2日間、仲間達の力と大自然の力を借りて
自分自身を成長させ、これから2年間、
専門のフィールドで学ぶための確かな土台を
しっかりとつくってくださいね。

何よりもまずそこからスタートすることが大切です。
人間なんですから。








それにしても皆さんいい顔してました。

自然体験活動指導者・インタープリター養成コース
なんちゃって講師
萩原ナバ裕作