2013年11月21日木曜日

中学校で林業IPの授業をしました

エンジニア科2年の「林業IP(インタープリテーション)」という授業では、、県内の小中学校に出向き、森林や林業について、正しく、楽しく、体験参加型で学んでもらえるプログラムを学生たちが考え、実際に授業を行なわせていただきます。

今回は、岐阜県関市立洞戸中学校にうかがいました。

中学校1年生を相手に、アカデミーの学生はかなり緊張しています。
いつもは聞くいている側なのに、今日はお話しし、伝える側なので、なかなか大変です。



室内でのプログラムは、森の働きについて、それから林業の仕事について、クイズなどを取り入れたグループ学習をしました。

その後、学校近くの神社の杜で、木登りとロープ上げ等の林業体験プログラムを行いました。

間伐の際によく使われる技術で、ロープ上げのデモンストレーションをしています。
波を送るだけで高く上げるためには、コツがあるようです。



次に、梯子を使った木登りのデモンストレーションです。枝打ちなどの作業で一般的に使われています。



続いて、岐阜県今須林業地から全国に広められた伝統的な木登り道具「ぶり縄」を使ったデモンストレーションです。高度な技術が必要とされます。




デモンストレーションが終わり、全員にそれぞれの体験をしてもらいました。







 
 


最後に、ロープ上げコンテストで、記録を取り、大いに盛り上げりました。ちなみに、一番高くまでロープを上げたのは、男子と女子それぞれ一名で同じ記録でした。



来週は中津川市苗木小学校に行く予定です。
 
 
                                  報告者  教員 原島幹典