今回は、岐阜県関市立洞戸中学校にうかがいました。
中学校1年生を相手に、アカデミーの学生はかなり緊張しています。
いつもは聞くいている側なのに、今日はお話しし、伝える側なので、なかなか大変です。
室内でのプログラムは、森の働きについて、それから林業の仕事について、クイズなどを取り入れたグループ学習をしました。
その後、学校近くの神社の杜で、木登りとロープ上げ等の林業体験プログラムを行いました。
間伐の際によく使われる技術で、ロープ上げのデモンストレーションをしています。
波を送るだけで高く上げるためには、コツがあるようです。
次に、梯子を使った木登りのデモンストレーションです。枝打ちなどの作業で一般的に使われています。
続いて、岐阜県今須林業地から全国に広められた伝統的な木登り道具「ぶり縄」を使ったデモンストレーションです。高度な技術が必要とされます。
デモンストレーションが終わり、全員にそれぞれの体験をしてもらいました。
最後に、ロープ上げコンテストで、記録を取り、大いに盛り上げりました。ちなみに、一番高くまでロープを上げたのは、男子と女子それぞれ一名で同じ記録でした。
来週は中津川市苗木小学校に行く予定です。
報告者 教員 原島幹典