2013年11月10日日曜日

ちょうちんdeナイトハイク!? 夜の森でドキドキ体験!?



11月1日(金)夕方~2日(土)に
小学生19名と一緒に
『寝袋だけで、夜の森の中で寝てみよう!』という企画をしました。


これは、「美濃市中央公民館の子ども生涯学習講座・いきものたんけんたい」と、「夜の!もりもりキャンプ」の【同時開催】です。 

今回の参加者の約半分が小学1年生。はじめて外泊する子も多く、ワクワクドキドキ!ちょっぴり不安な顔も。






まずは、美味しい夜ごはん!

薪で炊いたあったかご飯を食べて森に行くパワーをつけました! 美濃の森にはどんな生きものがいるかな? イノシシ?リス?ムササビ?コウモリ?フクロウ?パンダ!?「夜の森で寝てるかな?」「声とか動く音とか聞こえるかも!」「早く森へ入ろうよ~」という声! 出発前にたき火のまえで、歌をうたって暖まりました。

虫の声の歌が、どんどん会いたい生きもの声の歌に変わってオモシロイ替え歌になっちゃいました。 この日は、新月に近いので森の中は真っ暗。そこで、みんなが無事に森の中に入れるようにお守りとして、ひとりずつ提灯を持ちました。

ちなみにこの提灯、美濃市のうだつのあがる町並みの中にある「らんたんや」さんで作ってもらったものです。美濃の子どもたちに一度は提灯の揺れる火を手に
夜の森を歩いてもらいたい!そんな思いも込められています。



さあ、どんな生きものとの出会いがあるかな?
いよいよ出発です!
森の神様にお邪魔しますを言って、 
ゆっくり歩いていきました。
ゆらゆら続くちょうちんの列が幻想的でした。




 そして、山の中腹の平らな場所に到着。
さっそく寝袋に入って耳を澄ませたり、星を見たりしました。








寝ないように頑張って起きようとする子や、
寝袋の温かさで安心してすぐに眠ちゃう子や、
夜中にトイレに起きてムササビの鳴き声を聞いた子も!

朝の森を散歩しながら、リスがマツボックリを食べたあとを発見して
「やっぱりリスいるー!」と興奮している子もいました。

そして、最後のふりかえりでは、
「森の中に生きものが、いっぱいいる!」
「寝袋で寝るのが楽しかった!」
「最初は夜の森が怖かったけど、楽しかった!来てよかった!」
と、昨夜よりちょっとたくましくなった顔で話していました。

夜の森で生きものが鳴いたり、動いたりしているような
生きものの気配を体中で感じることができたようです。

今回、私自身も子どもたちと一緒に夜の森に入ることができて、
新しい森の表情を見ることができました。
こんな近くに素敵な森があるなんて美濃はいいところだな~

もっと私自身も森に入って、
子どもが森に入るきっかけづくりをしていきたいな~と感じました。





自然体験活動指導者・インタープリター養成コース
2年 齊藤 なつき 談

同コース なんちゃってせんせい
萩原ナバ裕作 編