安全のためには格好から入ってもいいんです。
平成26年度から岐阜県立森林文化アカデミーでは、作業におけるドレスコードを採用。
授業に参加するには、こうした服装・装備を身につけることを実習参加必要条件としました。
これはオーストリアや森林再生システムなどで採用されているものを参考に、当校でも義務づけ
したものです。
チェンソーや刈払い機を用いない通常の山林作業では、ヘルメット、呼び子、ナタ、手鋸、
手袋、作業靴(地下足袋)が必要です。このうち、どれが欠けてもダメなのです。
チェンソーや刈払い機を用いる場合は、2種類のパターンがあります。
一種類は秒速20mで回転するチェンソーの刃に耐切創機能があり、なおかつ格好イイチェンソー
パンツ、チェンソーブーツはもちろん、イヤマフやフェースガード付きヘルメットなど・・・!
もう一つはチャップスやケブラーブーツなど
『安全はすべてに優先する』この言葉のもとに、安全に対する意識は服装から変えて良い
のです。
このドレスコードは初歩段階、これから年々、グレードアップして技術に相応したものにまで
仕上げられるよう努力します。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。