「高性能林業機械操作演習」の第一日目、今日は杉本先生とJIRIの引率で、岐阜県中津川市に
あるYDEC(株式会社ヨシカワ)中津川営業所にお世話になりました。
この演習は長野林大との共同開催で、本日はベースマシンの点検部品交換、明日は高性能林
業機械(ハーベスタ、グラップル、スイングヤーダ、フォワーダ)の操作演習です。
点検に際し、「バッテリーはマイナス側から外す」から始まり、ベルトの張り具合、ラジエターの
調子、オイル点検、ライト照明、ブザー、左右のズレなど、様々な点検ポイントを学びました。
次ぎに2人ずつが組となって、約30項目について点検です。
ブーム、アーム、シリンダー、排土板に油圧を送り込んだ状態と、それを戻した状態で、オイル
タンク内の油量を確認すること。
また、油圧をどの程度送り込んだ段階で点検するのかなど。様々なポイントを指導して頂きまし
た。
YDECの指導者の一人、石丸さんは森林文化アカデミーの第11期生。久々の再会で、学生を
指導してくれる姿を見て、嬉しくなってしまいました。
部品交換はドラグショベルのバケット交換を実施。
アームの操作とシリンダーの操作をYDECの指導者に学生が伝え、取り外しと装着、グリース
アップの練習です。一連の操作は、森林文化アカデミーと長野林大の学生は一人ずつペアになり
悪銭苦労しながら交換練習です。
卒業生の石丸さんがドラグショベルに入っている作動油(半透明)とエンジンオイル(褐色)を見せ
説明してくれました。
学生は色の違いだけでなく、オイルの臭いの違いなども確認しました。
最後に長野林大の学生さんとともに、本日の研修内容と明日の研修内容についてYDEC中津川
営業所の林さんから説明を受けました。
本日は4つのグループに分かれ、YDECの指導者6名から丁寧な指導を受けました。
明日は本番の高性能林業機械操作演習です。明日も宜しくお願い致します。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。