2014年12月4日木曜日

【コミュニティビジネス起業論】ぶれない気持ちが周りの共感を呼び、ものごとの実現につながる

コミュニティビジネス起業論にて大原林産の小森社長をお招きして、
これまでの事業の経緯について講演してもらいました。


狙いは現場の第一線で頑張っている社長のリアルな話を聞いて、
刺激を受けたり、経営のイメージを掴んでもらうことです。



大原林産で代表を務める小森さんですが、
もともとは関西の企業で化学系の研究者をしていました。

それが心機一転、岐阜の林業会社に飛び込み、今では社長&起業家として、
ご活躍されています。


もともと林業に飛び込もうとした理由は、
「豊富な森林資源があるのに、林業が産業として成り立たないのはおかしい!なんとかしたい!」
という気持ちからでした。


林業の世界に入って、いろいろ現実も見えてきましたが、
当初の気持ちは変わらず、川下の需要開発から苗木の生産まで、
幅広く事業を展開しています。




ちなみに、蛍光色の服を着ていますが、これはオーストリアのpfanner(ファナー)社の
林業用安全服です。子供向けの環境教育をする際には、必ずこれを着て「林業はカッコいいんだ」
と思わせるようにしているそうです。



昨年は、株式会社 郡上割り箸を立ち上げました。
http://gujowaribashi.com/


「数量を稼ぐことは出来ないが、
通常の製材品より高い付加価値を付けて売ることが出来る。
その分、持続的な森林資源の循環につなげることが出来る」

ということで、川下の需要開発、ブランド化による付加価値の増加に向けて、
取り組みを進めています。



郡上割り箸の中には、下駄事業部もあり、
アカデミー卒業生の諸橋さんが、「郡上木履」のブランド名で、
郡上踊り用の下駄をつくっています。




さらには来年の春、石徹白に、フォレストアドベンチャー「冒険の森」
を誘致することになりました。



フォレストアドベンチャーとは、森林内の樹木を利用した遊具施設です。
とても人気があり、ある箇所では年間1万人の来場者があるそうです。


これも森林の付加価値を上げる一つの手段です。
いろいろな事業を展開していますが、"森林資源を持続的に活用していく"
この気持ちからぶれないことが、周りからの共感や信頼を得るポイントとのこと。


さてさて、いろいろな話をお聞きしましたが、
とても印象に残ったポイントしては、

◆ 地道に続けてきたことが、今に活動につながっている。
継続することが大事。いきなり成功事例が出るわけではない。


◆ やりたいことがあれば、それを周りに言い続けるとよい。
そのうち共感して仲間が集まってくる。


◆ 業界の外の人と付き合うことで、刺激を受けるし、視野が広がる。


◆ 起業するのは目的ではなく、あくまでも手段。
起業が目的になってはうまくいかない。


これから授業はビジネスプランづくりへと進んでいきますが、
将来を考える刺激になったでしょうか?自分の想いというのが、
活動を続ける上でとても大事ですね。


大原林産の小森様、お話しありがとうございました!
学生のみんなのご活躍にも乞うご期待!



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