まず初めは、森づくりの第一歩として、ヒノキの植林作業を体験しました。
フィールドは、郡上市高鷲の民有林です。 エンジニア科の実習で、すでに地拵えを終えているため、すぐ植えられる状態になっています。
ヒノキ苗の荷をほどき、苗の取り扱いについて説明と注意を受けます。
「新芽は痛みやすいから絶対にふまないように!」
植え付けしやすいように、長すぎる根をあらかじめ切ってもらいました。
根が乾かないよう、日陰で準備します。
植え付け位置の指示を受け、植え付けの説明を受けました。
同時に、上下作業の禁止、落石の際の声出し練習等おこないました。
あとは、ひたすら植え付け作業です。
この日は11人で300本の苗を植え付ける予定です。
プロなら3人ほどでこなす量です。
午後からは、山主さんも駆けつけてくださいました。
高鷲の旧家で、お医者さんでもあり林業家でもあるY先生です。
クリエーター科の学生たちに対しては、各専門分野で活躍してもらう人材なので、森林の現状や、上流域の環境を林業活動を通じて守ろうとしている地域や業界の人々のことを、体で知って、広く社会に伝えてほしい、という熱いメッセージをもらいました。ありがとうございました。
なんとか、予定数の植え付けを完了し、全員無事に帰路につきました。
以上報告は原島でした。