エンジニア科2年生の課題研究内審査、今日は内審査の一日目、まずは11名の学生が一年間
実施してきた課題研究をまとめ、それが発表に値する内容にまでできているかどうかを判断される
内審査です。
参加教員は横井、池戸、原島、嵯峨(午前のみ)、柳澤、津田、玉木、杉本、JIRIで、
学生はエンジニア科2年生全員です。
一例を示すと、平林さんと松本さんは、美濃加茂市や可茂森林組合と共同で実施している
『アベマキの学校机プロジェクト』に関連した課題研究です。
平林さんは、アベマキ林の成長について調べ、市が整備する「みのかもの森」からの木材
供給が持続可能なものかどうかを検証していました。
松本さんは、美濃加茂市で得られたアベマキ材を学校机に加工するための「木材乾燥」に
ついて、事前の天然乾燥スケジュールをどのようにし、人工乾燥はどうすべきかを検討して
発表していました。
50~55℃の温度を利用して、目標含水率は8%に「することができたそうです。
他には、花村さんは大学生協東海ブロックの人たちを対象に、
「森林空間の利用~プチ木こりツアー」を企画し、その中で非日常から日常を振り返る。
そうした活動を研究した内容発表。
プログラムの内容は、昔の山の生活・林業をプチ体験させ、そこから便利な日常を振り返り、
「環境への意識の高まり」をアンケート調査するものです。
まだアンケートが集まりきっていないので、充分な報告とは言えませんが、彼のプログラムを
体験したお陰で、林業に関心を持ったり、コンビニで袋をもらうのを断ったり、するようになった
そうです。
エンジニア科の課題研究発表は一般公開され、2月15日(月)です。是非、お越し下さい。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。