2011年9月23日金曜日

長野県林業大学校・来る-合同授業「農薬科学・林業薬剤」開講-

 岐阜県と長野県は様々な分野において連携・交流事業を行っています。
 森林県として森林・林業施策に重点を置く両県にとって、地域の森林を守り育ていく技術者・後継者の養成・確保は必要不可欠なことです。
 そうした中で両県は、同時期に独自のカリキュラムによる人材養成の拠点として県立の専修学校を開学しました。(長野県林業大学校(H12)、岐阜県立森林文化アカデミー(H13))
 教育の手法、カリキュラムに相違はありますが人材育成の理念は同じ所に置いており、双方の学校が連携を図ることにより、より資質の高い人材養成が期待できるということで本学と長野県林業大学校は平成19年度から交流授業を行っています。
 本学からは、エンジニア科・森のコース、クリエーター科・地域林業研究会の2年生の学生が長野県林業大学校で高性能林業機械やメンテナンス実習を受講します。
長野県林業大学校からは2年生・18名が9月20日から22日まで3日間にわたり、本学において「農薬科学・林業薬剤」を受講しました。
 本科目は樹木医補の資格習得に必要な構成科目・農薬や林業薬剤の講義ですが、造園、緑化、苗木生産、樹木保護等の幅広い分野で役立つものです。本科目も含め樹木医補の必要単位を取得・申請することにより、樹木医補に認定され、1年間の実務を経ると樹木医の受験資格が認められます。本学からも樹木医補を輩出しており、また、樹木医は全国で既に1800名を超え、天然記念物等の保護などで活躍しています。


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森林文化アカデミーからはエンジニア科・クリエーター科2年生20名が受講しました


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長野林大のみなさんには、本学コテージに宿泊してもらいました
森の中の木の食堂、食事も2倍おいしい!かな…?




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交流の一端として、21日には本学学生による長野林大歓迎会も計画されていましたが台風15号の通過により中止、最終日に記念写真を撮るにとどまりました、残念!


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交流授業最後は、本学菊地准教授(交流授業コーディネーター)による学内ツアー
「長野林大のみなさん、今度は本学クリエーター科に入学してくださいね」