の皆さんと共に、「変化への情熱～みんなで描く元気づくりの未来ビジョン～」と題した2回
連続ワークショップを実施しました。
第1回は10月28日（金）。平成16年に郡上市に合併するまでの明宝村の地域づくりの歩み
をスライドショーで上映し（アカデミーの短期技術研修で提供したDSTの手法をさっそく活用
しました）、その後、ワールド・カフェという手法を採用して、子育て、人が集まる場、明宝の
食、自然エネルギー、明宝の宝、2030年の明宝の６テーマで、「放談会」形式でさまざまな
アイデアを出し合いました。皆さん、日ごろの思いを一気に発散するような盛り上がりでした。
第2回は11月4日（金）。前回の6テーマから提案された13のアイデアの中から「子育て」「カ
フェいのまを発展させる」「外部から来た人が集まれる場づくり」「食育」「これからの自給自
足のあり方」の5テーマに絞って、簡易SWOT分析を行いながら明宝をとりまく環境を分析し、
地域づくり団体が連携して新しい事業づくりを始めるための企画づくりを行いました。今回は
アイデアを掘り下げて実践に向けた提案を作るための場。やや不慣れな分析作業にも果敢
に挑戦され、具体的な行動計画6つが提案されました。
2回のワークショップを実施するための企画段階、実際に地域の皆さんとワークショップを行
う運営段階、これらの過程と成果をまとめて次の段階へ繋げるための記録発信の段階まで、
地域づくりの実践プロセスに参画させていただきながら、山村づくり講座の授業を進めてい
ます。 （写真：山田哲也、文：嵯峨創平）
