現在、森林文化アカデミーのホームページの教員紹介コーナーに各教員からのメッセージを掲載し始めました。
教員紹介ページ
このブログでも、随時紹介していきます。
川尻 秀樹 教授
��教育や研究についての思い、メッセージ。)
本学の教員の中では、唯一、専修教育と社会人枠の両部門を同時進行で担当しています。エンジニア科の学生には測量や測樹、森林計画、造林実習、林業ITなど、クリエーター科の学生には森林GISや森林計画、市場経済の中の林業などを担当し、社会人枠では林業の集約化施業を目指す施業プランナー研修を担当しています。
どの内容も現場での対応を中心に考え、座学よりも演習や実習中心に組み立て、繰り返し体験することで自ら考え、自ら問題解決できるよう指導していきます。
研究分野については、学生とともに自分の専門に偏ることなく幅広く時代のニーズに合わせて実施する予定です。
��経歴、受賞歴等)
1959年美濃市生まれ美濃市育ち、全教員の中で唯一生粋の地元人。日本大学農獣医学部、東京農工大学を経て、岐阜県林業センター(現在の森林研究所)で造林や育種関連の研究業務と林業短期大学校の講師を約20年兼務。その後、林業普及員職員研修業務、一般県行政、市役所行政を経て、現在に至る。この間、技術士(森林部門)や測量士、樹木医、森林インストラクター、きのこアドバイザー、自然体験活動推進協議会(CONE)トレーナー、ISA Tree Worker、Project WILD Facilitator、ネイチャーゲーム指導員などの資格を活かして活動中。
��研究、論文、著書、作品など)
代表書籍に『「読む」植物図鑑』、『続・「読む」植物図鑑』、『森の案内人』など多数。学会発表や研究論文分野は主に林木育種や造林学関係。そのほか雑誌などへの投稿は、樹木医専門雑誌Tree Dr.や林業新知識など多数。
現在も連載中に、岐阜新聞「森の案内人が行く」、岐阜県森林のたより「山の歳時記」などがあり、森にかかわる多くの事がらについてやさしく解説している。
また、アメリカに本部を置くTCI(Tree Climbers International)の傘下にあるNPO法人などとともにチャレンジャー(障がい者)の自然体験やツリークライミングを指導するとともに、アメリカに本部を置く世界組織ISA(International Society of Arboriculture)のTree Worker資格を日本で最初に取得し、安全で確実な伐採、剪定技術の普及に努めている。