2012年5月24日木曜日

エンジニア科 2年生の授業 「林業IT」 

 その3回目を情報処理室と演習林の両方を使って実施しました。今回も岐阜県森林組合連合会の顧問であり、技術士でもある中島義雄先生をメインとし、ジリこと川尻が補佐役で演習実施しました。

 今日の授業も一日中です。朝から夕方まで、ぶっ通しの授業です。

 最初に情報処理室Aで、コンピュータ上に示した図面の修正方法を練習します。

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 具体的には日本列島の関東地方のデータの重ね合わせ練習です。
地理参照情報が記録されていないラスタデータとベクトルデータを重ね合わせると位置がありません。それをを練習します。
 この操作は「ジオリファレンス」と言います。いわゆる「ズレ直し」です。

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 このジオリファレンスができたら、次に森林文化アカデミーの位置を調べます。インターネットで「平面直角座標系 第7系の座標を探ります。
 次に航空写真に、森林文化アカデミーの森林簿図を合わせますが、ここでジオリファレンスが必要となります。こうして2枚のデータを重ね合わせます。

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 さて、ここまでが準備段階、次に測量道具を持って演習林に向かいます。演習林ではレーザーコンパスを用いて森林簿上の小班を測量します。この測量した小班を先ほどの演習林図面に重ね合わせるのです。
 最初に起点となるポイントで、GPS数値を押さえます。経度が136°55′22.7″、緯度が35°33′10.8″です。

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 昨年も「林地を測る」でやったはずのレーザーコンパスです。久々に使いましたが、勘が戻ってきました。昨年は半日もかかったのに、今年は順調に測量できます。

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 測量を終えて、情報処理室で測量データを入力します。測点が多いので、野帳のいデータを読み上げる人とデータ入力する人の共同作業で、コンパス測量データを入力します。

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 測量結果が出ました。データの制度は約1/270です。この測量結果をシェイプファイルとして保存し、そのデータを先ほどの図面に落とす必要があります。

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 データを変換するときに注意すべきことは、GISで用いるX軸とY軸は、これまで学校で習ってきたものと違うこと。すなわち縦がX軸で、横がY軸、平面直角座標系での座標位置 Xが49564.545、 Yが22093.528です。
 写真の白い点線が測量したデータです。

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 別の学生のデータでは紫色の線で囲んだ範囲が測量した小班です。小さく見えますが、これでも1.2ha以上あります。

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 今年の2年生は、このGISの操作がうまく、全員がスムーズにコンピュータ操作しています。これならば職場での実践も「余裕かな?」と感じた次第です。

 以上報告、ジリこと川尻秀樹でした。 再来週もがんばりましょう。


 
 

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