2012年9月1日土曜日

楽しむ 『薪づくり』 に参加させて頂きました。


美濃市片知地区で活動している 「山の駅ふくべ」 の活動のひとつの柱でもある『薪づくり』
に参加させていただきました。

山の駅ふくべとは??
平成24年5月20日に片知区の住民を主体に結成された 「山の駅ふくべ」 は、美濃市
片知区が持つ森林(ふくべの森) から木を伐って、しいたけ原木や炭、薪づくりを行って
います。

しいたけの原木栽培をしたり、炭焼きや薪づくりをする過程を楽しむのはもちろん、作った
ものを商店や道の駅で販売することも視野に入れて活動をおこなっています。

会員は、片知区民23名、地区外13名の総勢36名で、主に、土日や都合のつく人が多い
に午前か午後の半日で作業をしています。 『頑張りすぎずに、ぼちぼち活動しています』
会の代表O氏がいつも言われています。

また、この活動は、地区の森林を守り育て、魅力的なエリアにすることを目的とし、楽しむ
活動の先には、国との分収林契約の期限が訪れて、契約範囲全ての木が伐られて、収益
を分配するという約束を回避して、立木のまま自分たちの地域の山の権利を買い戻そうと
いう壮大な目標もあります。 



1日目 作業する場所は、ふくべの森の最奥部にある区有林



前日までの参加者が作ってくれた薪を束にします。PPバンドで出来たタガに薪を詰めていく
作業は、コツがいり時間が掛かります。



チェーンソーで、原木を玉切りします。
70過ぎのk氏ですが、美濃市森林ボランティアクラブで鍛えた技は流石です。



休憩タイム
よもやま話、これがなかなか楽しい!!
でも、きょうの話題はどうしても将来、美濃の林業を担う??
ハルくん集中ぎみ…
ハルくんのお母さんは、バリバリの林業女子です。
勿論 『林業女子会@岐阜』 の会員さんです。

下界(美濃市街地)の蒸し暑さとは隔絶の世界です。



チェーンソーのエンジン音も子守唄のハルくんは、
チェーンソーを持たせろとせがんでいました。



今日のメンバーで、ハイチーズ!!
1立方メートルの薪を束にしました。
なかなか手間の掛かる作業でした。
ホームセンターで売っている薪の値段、
安すぎないですか??



2日目
きのう、玉切りした原木を薪割り機で割って、空いた棚に積んでいきます。
原木を渡す人、原木をセットして薪割り機を操作する人、割った薪を取り出し積み手に渡す人、
棚に積む人、手際よく流れ作業で着々とこなしていきます。
「無理をしない」 「楽しんでやる」 代表O氏の言葉どおりに作業は進んでいきます。
この作業の間も薪割り機のエンジン音も何のそので、みなさん会話を楽しんでいました。



きょうの成果
1立方メートルの棚が、1時間半でいっぱいになりました。
流石、手馴れたものですねー!!
棚の両サイドが井桁積みになっています。
崩れにくくするためですね!

準備のあと1時半ころに始めた作業ですが、
あいにく、雲行きが悪く3時に終了。
撤収と同時に雨が降り始めました。



薪ストーブ初心者向けに、薪割りのときにむけた樹皮が売れないか!?
サンプルを作りました。

『頑張りすぎずに、ぼちぼち活動しています』 
これが、住民活動の極意かも知れないですね!!
楽しく2日間の作業に参加させていただきました。
参加されていたみなさん、
ありがとう」ございました。


山村づくり講座 ふじお 記