2012年12月10日月曜日

せんせいが楽しく勉強しに来ました! 短期技術研修「体験学習指導者講座~森のおくりもの~」


現場のプロの方向けのスキルアップ公開講座である短期技術研修の枠で、岐阜県の教育委員会との連携事業として今年も(3~4年一緒にやってます)学校の先生方のための体験学習についての研修会を実施しました。

今年のテーマは、「森のおくりもの」。
そして体験内容は、「ナメコの菌打ち」??

でも、ホダ木が用意されていて、すぐに菌打ちしちゃうような、
そんじょそこらの体験講座とは違うんです。

まずは森と親しみ、そして自分でホダ木を選んで森の中から伐り出し、そして初めて菌打ちします。

まずはナメコやホダ木のふるさとである「森」を体験することからスタートです。



いつもの「葉っぱじゃんけん」をした後は、自分の手のひらと同じ大きさの葉や、自分の胴回りと同じ太さの木をペアで探してもらいます。

こうしているうちに、参加者の方は木の葉や木の幹をじっくりと観るようになります。いつも何気なく通り過ごしてしまう森のいろいろなことに自ら気づきます。

お次は、アカデミーの歩く森の博物館、ジリさんこと川尻さんと一緒に森を歩きながら「人と森」の伝統的なつながりについてのツアーです。

ヒサカキやサカキ、そしてウラジロなど古来から日本人が付き合ってきた森の住人(木)とのつながりを再認識してもらいます。



そしてお昼前に一仕事。3~4人のグループに分かれ、
自分達がこれから菌打ちをするためのホダ木になる木を森の中から選んで伐ってもらいます。
今回は、ヒノキの木を間伐です。
初めて木を伐る人が半数以上。木を一本伐るにもいろいろなことを観て、考えて、そして身体も
使います。「あなたの命がどうしても必要です。命をわけていただきます」とお祈りをした後は、
協力しながら木を倒します。そして1mに切って、運び出します。


初めて持つ生木の重さにビックリする人も!でもこれが体験学習です。ヒノキの香も匂います。山の中から、自分が使うだけのホダ木(2本)を両肩に持って、下山。

冬だというのに、下りた頃には汗びっしょりの人もいました。

お昼を挟んで、いよいよキノコの専門家、津田先生によるキノコタイム。


意外と知られていないキノコの事実を聞いたあとは、まずはホダ木からキノコがどうやって生えるかすでに菌打ちして出てきているキノコを見に行きました。(ナメコとは別種ですが)






キノコ狩りプチ体験をした後はいよいよ自分たちの菌打ちです。
しかも今回は、コマではなくオガ菌です。なので穴を空けた後は、ぽろぽろの菌をひとつひとつ真心込めて入れていきます。
なんだか皆、愛情がこもってました。「大きくなれよ」。
皆ホクホク顔でした。

森の体験(森と親しくなる)~森を知る(森と人のつながりに気づく)~森を利用する(木を伐る)~森のおくりものをいただく準備(ナメコの菌打ち) という流れの一日でした。その中から体験的を通して自ら学びとってもらうねらいでした。

参加した先生方から、事後のアンケートが送られてきました。

「本来の体験学習を身をもって学ぶことができました」
「まずは自分がやってみないと」
「自分の周りに教材がたくさんあることを知りました」
「ぜひこんど現場でやってみます」

今回の研修会のねらいは達成できたようです。

自然体験活動指導者・インタープリター養成コース
講師 ナバこと 萩原裕作 





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