2013年2月5日火曜日

大実験!? 「インプロ&インプリ」研修会しちゃいました!



「インプロ(即興劇、Improvisationの略)とインタープリテーションを混ぜると何か生まれちゃうかも!?」という思い付きからはじまった今年の東海インタープリテーションネットワークと森林文化アカデミーとのコラボによる短期技術研修会が先週実施されました。

当日は、岐阜県をはじめ、愛知、石川、静岡、神奈川、大阪、、長野、山梨と全国から集まった20名以上のインタープリターたちが、12日、みっちりとアカデミーで研修していきました。


実は元劇団員でもあるブンちゃんこと猪俣寛さんリードによるパペットを使った自己紹介の後は、「インタープリテーションとパフォーマンスの関連性」」について小林毅教授(帝京科学大)から演劇手法を活用した国内外のインタープリテーションの事例紹介がありました。

その後は、インプロ体験。アカデミーの山村づくり講座の嵯峨創平准教授が、世界的なインプロ指導者であるキースジョンストンの格言を交えながら、インプロの練習で使われている様々な身体表現、連想言葉つなぎ、昔話の創造など、頭と身体と感覚をフルに使って体験。


演じる側と見る側両方を体験しつつ、自分の中で感じたこと、気づいたこと、その場で起きていたことなどをふりかえりました。


2日目は、引き続き様々なインプロの手法を体験後、いよいよ自分達のパフォーマンスの発表会。いろんなスタイルのパフォーマンスを見ることができました。



インプロをそのままインタープリテーションに盛り込むことはなかなか難しいものの、その手法を活用してインタープリテーションにしていくことは非常に有効であることが感じられました。また、インタープリター自信の人間としての幅を広げるためにもインプロはなかなか素敵な体験でした。

ということで今回の実験!? はまずまずの成果がありました。
自分たちの専門分野に閉じこもることなく、他業界のことを体験するっていいですね。
どんどん殻を破って飛び込んでいきたいものです。


自然体験活動指導者・インタープリター養成コース
講師 ナバこと萩原裕作