2013年4月18日木曜日

「夏鳥到来!」 参加型展示を作成中! 

冬の間、暖かい南の国で越冬していた夏鳥が、
次々とアカデミー(あるいはとなりの古城山まで)に戻ってきました。

今朝は、「チヨチヨビ~」と鳴くことで知られるセンダイムシクイを学内で確認。
昨日は、隣の古城山で学生がオオルリとヤブサメを確認したようです。

そこで、よい機会なので展示制作の練習にと、
学生のなっきー(齋藤さん)は、急遽展示をつくることに!


「WANTED」と題して、今後アカデミー内で確認されそうな
夏鳥や、ハルゼミ(春一番に鳴くセミです。)の情報を集めるための展示ボードを作りました。

夜の9時頃からゴソゴソ作り始め、作成時間、わずか1時間弱。
途中、何箇所かナバからフィードバックをもらい、書き直して完成!
展示作成は、ひらめきとスピード感が大切です。

そして、もっと大切なのは、展示は一度作ったらそれで完成ではなく、
展示利用者の展示への反応をしっかりと観察しながら、どんどん改善していくのがミソ。

なっきーは、展示で使う言葉遣い(コメント)のムズカシさに悩んでいたようです。

実は、相手の反応や理解度を確認しながら情報を伝えることのできる
「人を介したコミュニケーション(パーソナルインタープリテーション)」より、
展示のような「人を介さないコミュニケーション(ノンパーソナルインタープリテーション)」の方が
難しかったりするんです。

今回は、参加者が情報を加えていくことで完成していく展示を作成。
(俗に「参加完成型」なんて名前でも呼ばれているパターンです)

がんばった、なっきーの展示を見たい方、体験したい方は、
自然体験活動指導者・インタープリター養成コースの 
研究室前まで! 皆さんからのフィードバックをなっきーは、お待ちしております。

旬の時に、ひとりひとりに合わせた学びができるのもアカデミーのよいところ。
しっかりと力をつけて成長してますよ、なっきー!



自然体験活動指導者・インタープリター養成コース
ナバこと 
萩原 裕作