2013年6月7日金曜日
現場のプロがやってきた! 自然学校のプロとガチで触れ合う1日
森林文化アカデミーの特徴のひとつに、非常勤講師の方々がいます。
学生が将来目指している現場・業界で長年活躍されているプロの方に
来ていただいて、 お話をうかがったり、議論をしたりできるのです。
さらに普段はなかなか直接お話できないような方々と少人数でじっくりと会話ができるので本当に贅沢な授業です。
先日は、北海道の自然学校の老舗、NPO法人ねおすの分校、いぶり自然学校を拠点に活躍されている上田 融(うえだとおる)さんにはるばるお越しいただきました。
午前中は、
学校教員等を経由して自然学校の世界で働きはじめるまでの話、
それらの経験が今に活かされているという話、
自然学校という職場についてのお話、
上田さんが考案された住民参加型の森づくりシステム「コミュ森」のお話、
などたくさんの興味深いお話がありました。
過去の経歴や経験が今の仕事に生かされているということ、そして、自然学校の仕事は、仕事というよりも「運動」であるというお話に、学生達は深くうなづいていました。
午後は、上田さんファシリテートによるワークショップのはじまりです。
学生ひとりひとりが、自分に今ある力、足りてない力に気付き、それをどうカバーし、将来(数年先)どのようなことをやっていきたいか、またそのためにはどんなことをやっていくべきかについて取り組み発表しました。
中には、日本型の環境教育の提案となりそうな(課題研究のテーマにもなりうる)
構想のタネが見えてきた学生もいました。
学生たちのこれからの活躍が楽しみです。
上田さん、これからの「運動」を支えていく学生達のために
はるばるお越しいただき、本当にありがとうございました。
自然体験活動・インタープリター養成コース
なんちゃって先生
萩原ナバ裕作