2013年7月28日日曜日

川が増水で渡れず、「地域PJ実習」は内容変更でした。





先月の「地域プロジェクト実習」授業では、アカデミー卒業生のYさんが持ち主に代わり管理されている郡上市明宝のワサビ田で、ワサビの植付け作業をお手伝いしました。今回は、ワサビ田の鹿除け柵の補強を行う予定でした。ところが、Yさんから、現地で確認したところ雨による川の増水で渡渉が困難との連絡を受けました。ともかく、Yさんと合流し、実際に川までおりてみましたが、やはり渡渉は危険との判断で、内容変更となりました。



午前中は、明宝のコミュニティーカフェ(ななしんぼカフェ)をお借りし、Yさんの経歴や仕事に対する考え方について聞かせていただきました。現在どこにも勤めていないYさんの収入が途絶えない理由を教わろうと多くの質問がでました。Yさんは、環境保全の活動を20年以上、ボランティア団体、環境調査会社、アカデミー、林業関連のNPOなどで続けてこられています。山村での生活は、たとえ直接的な収入につながらなくても農林業と切り離せません。Yさんがボランティアや寄合に参加すると、山仕事や野菜がもらえるのだそうです。





午後は、Yさんが今後、収穫したワサビの販売や、加工を行ううえでのリサーチに同行させていただきました。近所の明宝道の駅で、わさびを使った土産物を探しましたが、季節的な問題からか、あまり多くの種類はみられませんでした。


 



次に、八幡町の飲食店「わさび屋」さんを訪ねました。Yご夫妻も店長さんと初対面だったのですが、丁寧に、お店で出しているメニューや販売している加工食品、そして、ワサビ田について教えていただきました。鍾乳洞の湧水を利用してワサビ栽培をしているので、水温が安定しており通年ワサビが成長するそうです。ワサビの調理・加工については、店長さんが様々なアイデアを出し皆で試食しているとのことでした。活気が伝わってきて楽しくなるお店です。ワサビソフトというのもありました。




ワサビ田の場所を教えていただき、見に行きました。広い田に、年齢の異なるワサビがずらっと並んでおり、安定供給できているという店長さんの言葉に納得しました。鍾乳洞の湧水の出ている場所もすぐ近くで、本当に立地がよいワサビ田でした。





前日の大雨のせいで、ワサビ田での作業こそできませんでしたが、先輩の仕事に対する考え方を時間をかけて教えていただいたり、ワサビ田の管理、ワサビの流通や加工食品開発についての実例に触れられたりと、盛りだくさんの一日になりました。ご協力いただきました、Yご夫妻、Fさん、店長さん、ありがとうございました。


                       報告    山村づくり講座1年    松浦 弘典

                                    投稿者    山村づくり教員   原島 幹典 

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