2013年9月20日金曜日
「ブラブラの森」と「ナンジャモンジャろーぷ」!?
先週から続いた可児市の南帷子小学校5年生とのわんぱく山プロジェクト。
子供たちロープや木で創った遊具が完成しました。
尾根道の並木にいくつものブランコが鳥居のように連なるブランコの道、
ロープを絡めた巨大ハンモック通称「なんじゃもんじゃロープ」
丸太や立ち木を活かした基地、
木の股を滑車にすべるターザンロープ、
ロープのブラブラ道やら丸太一本橋が子供たちの手から生まれました。
木の股を滑車にすべるターザンロープの制作過程では、どうしたら滑りがよくなるかの試行錯誤があり、最終的には先生に学内からロウソクを探してきてもらって塗ってみることに。。
すると。。。見違えるように、滑る滑る!
子供たちからは「きゃ〜」『やった〜』の歓声。
先生も、子どもたちのカウントダウンに合わせて
「きゃ〜」なんて滑ってました。
素敵な光景ですね。
「ロープだけでこんなにいろんなことができて驚いた」
「わんぱく山が楽しい山になった」
「これからここで遊びたい」
「夢がかなった!」
「もっともっとつくりたい」
「もっとこんな時間が欲しい!」
とこどもたち。
「ほんの短い時間で、そしてロープとのこぎりだけで
これだけのものができちゃうんですね」
と先生。
午後は、1時間まるまる自分たちで創ったこの遊び場で
自由に遊びました。
子どもたちの楽しそうな顔、生き生きした目、自信に満ちた顔が印象的でした。
この3日間、私たちスタッフが意識したこと。それは、指導はせずに子どもたちの夢や
「やりたい!」を形にしていくことをさりげなく応援すること、でした。
だからこそ、この森の中で輝く子どもたちの顔を見ることができたんだなぁと思います。
最後は、この学校に古くから残る「わんぱく山」の歌の大合唱に合わせ踊りに踊って楽しく終了。
歌詞の中には、子供たちが毎日のように山に入って遊んでいたことがわかる言葉がちりばめられていました。子どもたちのお父さんお母さんたちの時代は、
この山でたくさん遊んだそうです。
この体験をきっかけに、子どもたちがもっと森で遊ぶようになるといいですね。
わんぱく山、バンザイ!
自然体験活動指導者・インタープリター養成コース
なんちゃってせんせい
萩原ナバ裕作