森を測る 第二回目
森林文化アカデミー エンジニア科 1年生の 「森を測る」
この授業では、学校に付随する演習林で林分を測定する測樹学を学びます。この現場は、3つの
授業の連携を目的ともしており、「森づくりの応用」で間伐木を選木し、「伐木」の授業で、選木された間伐予定木を伐採します。
今回使用する道具は、レーザーレンジファインダー(樹高と枝下高測定用)、測高ポール(補完
用)、輪尺です。
前回測量した約1000m2~1300m2の区画林の林分構成を測定します。
先行する人は、鉈(なた)で樹皮を剥いで、白色の製材墨でナンバリングします。
その後を、輪尺(りんじゃく)で直径測定。
輪尺測定の後は、測高ポールを持った人が枝下高を測定します。
測高ポールを持った人が立木の山側根元にいれば、後方からレーザーレンジファインダーで測
定しやすくなります。
全ての測定に各班とも約6時間も費やしました。・・・・かかり過ぎでないの?
そのデータを情報処理室で、エクセルに入力し、林分の状況を確認します。終わったのは
授業時間を1時間オーバーした午後5:30分、これまた大変な作業でした。
なお、この現場を利用して、今後は横井先生の「森づくりの応用」で間伐木を選木し、杉本先生の
「伐木」の授業で、選木された間伐予定木を伐採する連携授業です。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。