親子で芋掘りをして、みんなで薪割りをして、焼き芋にして食べる。
それだけのプログラムですが、大人も子どもも楽しそうでしょ!?
それだけのプログラムですが、大人も子どもも楽しそうでしょ!?
今回の講座は、郡上八幡・山と川の学校「郡上時間ミーティング」との共催企画で実現しました。「田舎時間」を体験し「親子の対話を深める」ことを目標に、企画段階から当日の運営まで、森林文化アカデミーと山と川の学校のスタッフが協働して行ないました。参加者は「親子モニター」として試行プログラムを体験して評価をしてもらうという新しいスタイル。
そのため前日には、「親子の対話を深める」をテーマに特別講師(林原自然科学博物館ミュージアム・エデュケーターの井島真知さん)を招いてスタッフ研修も行なっていました。農業体験を新しい視点で捉えなおす様々なヒントをいただきました。
そのため前日には、「親子の対話を深める」をテーマに特別講師(林原自然科学博物館ミュージアム・エデュケーターの井島真知さん)を招いてスタッフ研修も行なっていました。農業体験を新しい視点で捉えなおす様々なヒントをいただきました。
焼き芋が焼けるのを待ちながら、子ども達はヤギのメイと一緒に里山をお散歩。その間、親達とスタッフは焚き火を囲みながら、今日の農業体験で子ども達が見せてくれた新しい表情や、親子の間で起こった記憶に残るできごとなどを語り合いました。
親達からは「今回はスタッフが全てお膳立てしてくれて安心して子どもを任せられたけれど、自分達もできることをしながらこうした体験を定期的に持ちたい」といった意見も出されました。
民間の自然学校、公立の教育機関、そして都会の家族達が、それぞれの知恵と時間を出し合うことで、新しい農村コミュニティが創れたらいいなぁと思いました。ともあれ農村空間の心地よさ、土の生産力の偉大さを満喫した一日でした。
山村づくり講座 教員 嵯峨創平