2014年1月17日金曜日

持続可能なコミュニティをめぐるミニ研究会


山村づくり講座では時どき自主的な研究会を行ないます。今日は旧友の白井信雄さん(法政大学地域研究センター特任教授)が森林文化アカデミーに来訪された機会をとらえて、「合併山間集落の持続可能性」テーマにミニ研究会を行ないました。学内の教員・学生の他に、卒業生や豊田市の環境学習施設eco-Tから車を飛ばして参加したメンバーもいました。

 


最初に、白井さんから「地域の持続可能な発展に関する指標[持続可能性チェックリスト]の開発」と、その試行事例として静岡県浜松市と山形県朝日町の結果をご報告いただきました。
環境システム工学の手法をベースに、循環型社会システムや温暖化適応策などの研究を続けてこられた研究者ならではの、包括的なバランスをもって地域データの[見える化]を可能にするツールで、今後の普及が大いに期待されるものでした。




続けて、「岐阜県内の山間集落の動きも教えて欲しい」という白井さんの要望に応えて、下呂市馬瀬地域の「[日本で最も美しい村]馬瀬の景観づくり運動と中間組織の役割」について嵯峨が報告しました。
主に社会学的な視点から、合併旧村の景観づくり運動の主体形成や関係デザインについて分析した内容ですが、白井さんが示されたような「住民自らが地域状況を可視化できるツールやデータ」と併用することで、世代間や地元-外来者の価値観(個人的意見)を超えた対話を促進する助けになるのではないかと思いました。





小さな集まりでしたが、実り多い研究会となりました。また機会を作りたいと思います。
ご希望の方はどうぞお気軽に参加くださいね。













記 山村づくり講座 教員 嵯峨創平

0 件のコメント:

コメントを投稿