2014年5月2日金曜日

ニホンミツバチ、入居しました

先月アカデミー構内に設置し、学生と観察を続けていたニホンミツバチの待ち受け箱のひとつに分蜂群が入りました。2日前の雨上がり後、ふたたび探索蜂らしきものが訪れ、取っ組み合いのけんか(別群の個体同士のようです)などもしていましたが、昨日(5/1)、14時半ごろに分蜂群が入居しているのを確認しました。昼頃にはそれまでと変わらなかった数だったのが、急に出入りが激しくなっていました。

真ん中あたりに2頭いる、他よりも一回り体が大きい色黒の個体は雄蜂です。おめめぱっちりですね。ほかの働き蜂とともに出たり入ったりを繰り返していました。
しばらく見ていたのですが、女王蜂の入居は確認できませんでした。
既に入ってしまった後だったのでしょうか。見られなくて残念!

日が暮れてから、観察窓を開けて巣箱をそっと覗いてみると、上の方で群れが鈴なりになるようにしてじっとしていました。

今朝は少し落ち着いた様子で、出入りをしていました。
ニホンミツバチは巣が気に入らないと、逃去することも多いようですが、この様子だと大丈夫、と信じたいです。

他にも数カ所に待ち受け箱を置いているのですが、いずれもニホンミツバチの出入りを確認しています。いずれも探索蜂のようですが、GW明けにはそれらにも分蜂群が入っているかもしれません。

いつもお世話になっているニホンミツバチ協会さんの情報によると、昨日はあちこちで分蜂や巣箱への入居が見られたようです。雨の後、待ち構えていたかのように飛び出してきたのでしょうね。