エンジニア科1年生 「森づくり実習」でヒノキの雪起こし
林内でシライトソウが咲く関市洞戸で、ヒノキ植栽木の『雪起こし』を体験しました。
すでに5月、雪起こしには少々遅れてしまいましたが、雪起こしの意味、手法、技術を学ぶため、
桑原木材さんの所有山林に向かいました。
事前に教室で縄の設置方法や結び方を練習して、いざ現場です。
現場では基本的なナタの取り回し方、杭の作り方などを学びながらの体験です。
森林所有者さんに喜んでもらえるよう、周辺のササや雑草木を丁寧に取り除き、麻縄を引っ張る
長さを調整できるように設置します。
慣れない作業に、四苦八苦!!
しかし周辺の植栽木を見ると、ニホンジカの角研ぎ跡や樹皮食い跡、そしてアオキやシロモジ、
ネザサなどの食べ跡が周辺に多く見られます。
せっかく丁寧に雪起こしした植栽木、ニホンジカなどに食べられれたり、角研ぎの餌食にならずに
見事な木材になることを願っているのです。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。