STIHL社によるチェンソー講習
Hi みなさん、JIRIです。
ドイツのチェンソーメーカーSTIHL社の旭課長と松本さんをお迎えして、チェンソーの操作研修
を3日間開催中です。
今日はその2日目でした。初日はチェンソーの仕組みや切削の映像などを交えて、分かりやすい
説明をして下さいました。
チェンソーの後ろハンドル部の下側がなぜ幅広くなっているのか?
冬季用シャッターの開閉目安は気温10℃以下と20℃以上。 リワインドスタータの使い方。
先週、先々週と特別教育で受講した内容を噛みしめながら、さらにその上をいく講義と実習を
することで、より深いチェンソーの知識が身に付きます。
エアフィルターを確認してみると、最新機種は自動車と同じようなエアフィルターがついていた。
飯嶋さんは結構得意気にMS241を整備し、翌日の実習に備える。
松本さんも真剣に「目立て」を実施。
彼女が使用するチェンソーのソ-チェーンは4mmの丸ヤスリを使います。
真っ直ぐヤスリをかけるのも大変。 明日はしっかり切れるよう、一生懸命作業しました。
こちらの2人はMS261とMS241を整備中。
室谷くんのMS261は約50cc、18インチバーと学生が取り扱う中では大型種。こちらも丸ヤスリ
4.8mmを使って整備中です。
二日目の初日は、ガソリンを混合し、慣らし運転です。
秋の青空の下、チェンソーの快音を「ブィーン、ブィーン」と響かせました。
準備が終われば、演習林で切削実習です。
目立ての効果なのか、先週と比べると切削屑も大きく、切削スピードも速く、気持ちよく切断円盤
を積み上げます。
円盤の水平切りでは、「より均一でより薄く、より早く」を目指して、練習に励みます。
練習するにも目標があることが重要。 学生が自分で定める目標も必要ですが、仲間同士で
共有する目標も必要。
4人で一つの目標に向かい、明日は「今日よりもうまく」を願う。
一日が終了したら、使用したチェンソーをいたわりながら簡単な整備を実施。
飯嶋さんはソーチェンの入れ替え競争を想定して訓練に励む。
こうした小さな積み重ねが自分を育てるんだね!・・・・そうでしょ!
さぁ、明日は3日目です。基礎編の集大成の明日はどれほど上達の成果が見られるのか
楽しみです。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。