2014年8月29日金曜日

チェンソーの基本操作を習得(後編)

チェンソー操作のための特別教育(後編)

 みなさん、JIRIです。先週に引き続きチェンソー操作のための特別教育を昨日から実施していま
す。担当教員は原島、杉本、JIRIの3人。学生はエンジニア科1年生とクリエーター科林業再生講
座、山村づくり講座、ものづくり講座の希望者です。

 今回使用するチェンソーはハスクバーナ、共立、スチールの3種類。午前中は教室で規定通りの
講義を受け、午後から実践のための基本操作練習です。


 最初に始業前点検です。 グループによっては、エンジニア科にクリエーター科のお兄さんが
入ることで、相当授業全体が締まり、いい上下関係が進行しています。



 点検を終えたチェンソーは、給油してチェーンオイルの出具合を確認します。
場合によってはオイル調整ネジを操作し、円滑なソーチェンの走行を促します。


 丸太の垂直切りでは、(1)上から下への切り下げ
               (2)下から上への切り上げ
               (3)下半分切り上げて、次に上から切り下げる合わせ切り を実施。


 女性陣も頑張ってます。 Mさんは女性ならではの慎重な動きですが、カット面は滑らかで良い
具合。

 無理な力を掛けずに、ソーチェンの切削能力に頼る分、うまく操作できているような気がします。


 さて、次は山での模擬操作。

 山の切り株に固定された丸太を利用して、伐採のための水平切りや受け口づくりに挑戦です。

 最初に丸太の固定方法を習って、それからチェンソーワークに挑戦です。



 チェンソーを水平にして操作しているつもりですが、多くの学生が手元側が上がり過ぎていたり、
極端な人は波打つような切断面を作り出していました。

 どうしたらそのような技ができるのか。ある意味スゴイ、でもカット面は平滑でないとチェンソーも
ガイドバーもソーチェンも痛みます。


 上の写真はエンジニア科の女性、下の写真はクリエーター科の女性。両者ともチェンソーは入学
してからの操作ですが、日曜日に個別に講習会に参加しているクリエーター科の女性は姿勢も安
定しており、カットされた円盤も見事!

 エンジニア科もこれを見習わねば!!!!


 エンジニア科の男性陣も負けてはいられません。やる気だけでは誰にも負けないS君は、やる気
だけでなく、実技もうまくこなしました。 お見事!
 
 さて、来週はスチール社の旭課長さんをお迎えして、より実践的な講習会を実施する予定です。
 
さぁ、来週も安全第一に頑張るぞ~!
 
「なお前編は http://gifuforestac.blogspot.jp/2014/08/blog-post_21.html をご参照下さい」

以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。