授業を受けているのは、エンジニア科2年生とクリエーター科林業再生講座の1、2年生です。
講師は、非常勤講師の江崎先生です。
今年の索張り箇所は、演習林内の皆伐地です。
例年は4日目で完成ですが、今年は木の当て物が要らなかったり、
距離が短いこともあって、なんと2日目で完成しました。
今日は搬出する材の伐採も行いました。
架線の近くなので、主索に直撃すると大変なことになってしまいます…
受け口の方向、つるの幅など精度が求められます。
くさびを用いて、無事狙い通り倒すことができました。
今回の張り方はエンドレスタイラー式で、支間傾斜に関係なく材の搬出が可能です。
架線全体を見渡すことが出来るので、材を吊った時の控え索への張力のかかり方、
エンドレス索の行き、帰りのたるみ方など、一目瞭然です。
2日間みっちり作業をして、チルホールの使い方、ワイヤの縛り方、
チェンソーの使い方、様々な応用動作を行い、充実した実習でした。
また明日も含めて6日間架線の授業は続きます!