2015年2月4日水曜日

コウゾぱん?パガキ!? 混ざればきっと何かが生まれる!「体験ジャム」大盛況でした。 

 
 
 先週末、2日間に渡りアカデミーで開催された
「川と山のぎふ自然体験活動指導者の集い」の報告です。

 当日は、自然体験活動の指導者はもちろん、パン屋さん、鍛冶屋さん、和紙職人さん、木舟の船頭さん、製紙会社の方、和太鼓の演奏者、ものづくりに関わる人、地域活性に関わる人、デザイナーさんなどなど約70名もの多種多様々な人が集いました。

 簡単なアイスブレークの後は、午前中いっぱい使って、異なる3人が集まって「賞品&プログラム開発」ゲームを実施しました。




 

 互いの自己紹介もしつつ、3人の特技、趣味、これからやりたいこと、そして課題をうまく重ね合わせながら、新たな賞品やプログラムを考えてもらい、様々な企画が誕生!?
中には「これはいけそうだな」なんて思う企画もありました。

 お昼、地元美濃のおばあちゃん川嶋さんがつくってくれた美味しいお弁当を食べたあとは、午前中の中から生まれた「竹の利活用について考える」チーム、「理学療法士と考えるものづくり」チームの話し合いに加え、「パンmeets和紙」の実験と、「鉄meetsグリーンウッドワーク」の実験が展開されました。


 



「パンmeets和紙」の分科会では、美濃加茂市のパン屋さん「ベッカライフジムラ」の藤村さんと、美濃市の丸重製紙の辻さんが共演。和紙の材料、コウゾを練り込んだパンをつくる実験&パンで紙を漉く実験を展開。


 皆の不安もよそに、見事コウゾパンと「パガキ(パンでできたハガキ)」が完成。


 お味は。。。。。。やはり紙でした。(笑)






 でも何かが生まれそうな予感がした分科会でした。実験の為の貴重なコウゾを用意してくださった和紙職人の杉本さん、ありがとうございました。

 「鉄meetsグリーンウッドワーク」の分科会では、以前、空前の人気を誇った「ナイフを作って鹿を解体する」講座で講師に来ていただいた羽島市の浅野鍛冶屋の浅野さんと、美濃市のグリーンウッドワーク協会代表の小野さんが共演。


 身近な「クギ」と「生木」を組み合わせ、「ハンガー」や「マシュマロ専用フォーク」などが誕生!皆さん真剣に鉄をたたいたり、生木を削ったりしていました。


 


 夜は、恵那市の太鼓奏者「ぬくもりの森」代表の加藤拓三さんの和太鼓ライブ!まるでストリートパフォーマンスのような展開と、会場中に響き渡る迫力ある太鼓の音に、参加者の皆さんは大感激でした。

 そして夜の交流会は、身体にやさしい料理のレストラン「空っぽ(残念ながら閉店しちゃいましたが)」のセンちゃんによる、マクロビ料理!こんなオシャレでいいんでしょうか!?

 



 

 
 
 その後も参加者同士の交流は夜遅くまで続きました。

 2日目は、参加者が自らの現場(職場)を公開し、それをみんなが見に行くか、ワークショップに参加する日。
 
 大工さん、鍛冶屋さん、美濃市の和紙ツアー、木工のアトリエ、などなどの現場を分かれて見学。アカデミーでは、グリーンウッドワークの小野さんが「色鉛筆づくり」ワークショップを、前西さんは「竹の鍋敷き作り」のワークショップを実施してくれました。

 いろんな人があつまり、混ざり合い、体験しあい、語り合い、そして笑いあい。。

 みんなでつくった2日間。。。。
 今回のテーマ「みんながゲストでみんなが参加者」が達成できたような気がしました。
 一緒にこの2日間をつくってくださった皆さん、本当にありがとう。

<速報!>
  その後私が聞いただけでも、この日をきっかけにつながった人同士でのコラボ企画が数件実際にうごきはじめるそうです。新企画誕生おめでとう。「混ざる」って本当に大切です。


 自然体験活動指導者
 インタープリター養成コース
 なんちゃってせんせい
 萩原ナバ裕作