山の神に感謝し、入山の許可を得る!
森林文化アカデミー恒例の『入山式』、今日は涌井史郎学長、桂川副学長、教員、学生たち、
森林技術支援センター、教務課、総務課、岐阜県森林研究所職員に加えて、長野県林業大学校
から宮崎校長先生と吉川教授も参加され、お昼休みに山の神に入山のお願いと、一年間の作業
安全の無事を祈念しました。
森林文化アカデミーの演習林には大きな岩の壁、それもオーバーハングした『磐』があります。
その前にはまっすぐに天に伸びる一本のスギがあり、その下で祭礼を執り行いました。
最初に、祓詞( はらへのことば)を「掛まくも畏き・・・」 と、続けて山の神、「高天原に・・・」と
読み上げて、祝詞をあげます。
アカデミーの教職員を代表して、涌井学長が御玉串を奉納し、二礼二拍一礼。これに同調して
教職員も二礼二拍一礼。
学長は今日のために、アカデミーウェアをまとい、足下は作業用安全靴。完璧です。
続いて、長野県林業大学校の宮崎校長先生が、御玉串奉納。
続いて、学生会長の前原さんが約80人を代表して、御玉串奉納。そして、森林研究所や
演習林の管理人さんも御玉串奉納。
祭礼が終われば、「なおらい」です。各自が山の神のおすそわけで甘酒を酌み交わす。
お供物のスルメもお裾分けしてもらいました。
振る舞われた甘酒は、美濃市の小坂酒造の一番搾り(蔵開き)で購入できる酒粕を、約4ヶ月間
冷凍保存しておいたものを使用しました。 とっても良い香り。
さあ、これで演習林での実習に迎える覚悟ができました。明日からバリバリ実習に励みましょう。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。