客員教授 石川道政先生に学ぶ
本年度から始まるクリエーター1年生の学ぶ『地域活性化概論』、元美濃市長であり、数々の
地域づくりの施策を繰り出して美濃市をリードしてこられた石川さんから、「伝統文化と自然を
活かしたまちづくり」について学びました。
現在の東海北陸自動車道美濃IC付近は120年前、明治初期から17年もの年月を
費やし、広大な河川敷を道塚堤と小俣川開墾事業によって新開発された土地であります。
この事業に携わり、苦労の末完成させた人物、古田東逸(詳しくはネットで検索)は
石川道政さんの曽祖父であったというエピソードから・・・・・始まり、
自然・歴史・伝統産業を活かしたオンリーワンの「美しいまちづくり、岐阜県美濃市の実践を
通して」という中で、話をすすめられ、周囲にあるサクセスファクターをどのように拾い、活かし、
新たな仕組みを作るかを示唆されました。
都市環境デザインは長期・中期・短期の外的、内的要件を満たし、最大効果を上げなければなら
ない。
時代を先取りしたスローな「多自然と伝統文化と、市民による芸術・文化力のまち」に向けて
何をすべきなのか。
石川 元美濃市長さんでなくては語れない踏み込んだ刺激的な話をしてくださいました。この
講座は「地域活性化概論」と題し、今後も公開講座を含めて、石川さんと多彩なゲストを交えて
興味深い講義が続きます。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。