エンジニア科の林産業コースの「木造建築のメンテナンス実習」を行いました。
木造建築は竣工して仕事が終わるわけではなく、きちんとメンテナンスを行い、きれいに長持ちするように使っていきます。
この授業では、いろいろなメンテナンスの実習を行う中で、身近な手入れから専門の内容まで概観します。初回はアカデミー全域のシロアリ調査を行い、蟻害マップを作成し、事務局に提出しました。数か所、進行中・・・・でした。
本日は、もっとも基本的なメンテナンスとして、第4期生がつくった自力建設「風の円居」の大掃除です。
数年間、大掃除をしていないせいか、床が黒ずんで、ほこりや砂、虫のがつみあがっています。まずは、掃き掃除を行い、特に窓際の拭き掃除を中心に磨き上げます。
気持ちいい季節の中、杉無塗装のフローリングを丁寧に磨いていきます。自然素材は、磨けばきれいに答えてくれます。
一通り終わると、時間の経過を経た、きれいな風合いの落ち着いた姿が現れました。