斜面45度でもなんのその、あっと云う間に測量完了
エンジニア科の測量の授業、最終日。 今日は演習林でレーザーコンパス(デジタルコンパス)
による測量です。
昨日までとは違い、コンパスの機械と反射板があれば、それでOK。
事前に機械のキャリブレーションをして、演習林に入ります。 レーザーコンパスには反射板
ではね返ってきた光のみを受信するための「森林フィルター」を装着し、長距離を測量でします。
演習林内の傾斜45度をこえそうなところも、間縄や測量巻尺を引く必要がないため、簡単に
スムーズに測量できます。
本来ならば、レーザーコンパス自体も支柱につけて安定させますが、今回は手持ちの状態でも
1/300以上の精度を上げるように、しっかりと頑張りました。
歩道沿いを測るのは簡単です。昨日の牛方式ポケットコンパスによる測量と比べると、
スピードが相当早い。オーバーに言えば、1/4程度になった。
最終的に、情報処理室でエクセル計算式にデータ入力。 各班が1/338、1/321、1/359と好成績
を収める中、なぜは一つの班だけが予想以上に悪い。
そこで、その班だけは昼食をとることもなく、再び演習林で測量をする。
(食事をしなさいと言っても、自分たちの気が収まらないと、測量に出かける。見上げた根性だ。)
自分たちの測量に納得が行かない。だから再測量に出かける。そんな前向きで、真剣な
学生たちと接することができて、本当に良かった。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。