2015年6月5日金曜日

やっぱ(^o^) 、レーザーコンパスは楽ちん!

斜面45度でもなんのその、あっと云う間に測量完了


 エンジニア科の測量の授業、最終日。 今日は演習林でレーザーコンパス(デジタルコンパス)
による測量です。

 昨日までとは違い、コンパスの機械と反射板があれば、それでOK。
 事前に機械のキャリブレーションをして、演習林に入ります。 レーザーコンパスには反射板
ではね返ってきた光のみを受信するための「森林フィルター」を装着し、長距離を測量でします。


 演習林内の傾斜45度をこえそうなところも、間縄や測量巻尺を引く必要がないため、簡単に
スムーズに測量できます。


 本来ならば、レーザーコンパス自体も支柱につけて安定させますが、今回は手持ちの状態でも
1/300以上の精度を上げるように、しっかりと頑張りました。


 歩道沿いを測るのは簡単です。昨日の牛方式ポケットコンパスによる測量と比べると、
スピードが相当早い。オーバーに言えば、1/4程度になった。


 最終的に、情報処理室でエクセル計算式にデータ入力。 各班が1/338、1/321、1/359と好成績
を収める中、なぜは一つの班だけが予想以上に悪い。

 そこで、その班だけは昼食をとることもなく、再び演習林で測量をする。
 (食事をしなさいと言っても、自分たちの気が収まらないと、測量に出かける。見上げた根性だ。)


 自分たちの測量に納得が行かない。だから再測量に出かける。そんな前向きで、真剣な
学生たちと接することができて、本当に良かった。

以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。